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上積み材料多いエマージングロール「琉金特別」（名古屋競馬）

7月25日（木）の名古屋競馬メイン第11レースは「琉金特別」（A級1組(b)、名古屋競馬場1700メートル）。

◎11 エマージングロール（牡6、角田輝也厩舎）が当地初勝利を決める。手探り面があった転入戦の重賞・名港盃。しかしいきなり2着に食い込んで、中央オープンや南関東A2で難敵相手にもまれてきた力の高さを堂々アピールした。重賞連勝したロードランヴェルセの切れと勢いには屈したが、好位から早めに先頭に立って勝ちに行った内容十分の走りだった。中間もしっかり追い切りをこなして気配上々。何よりコースや環境慣れなど多くの面で上積み材料がある移籍2戦目。自己条件のオープン特別に変わってメンバーも軽量化。名古屋初勝利へ、視界が広がる。

相手筆頭は距離延長で持ち前の差し脚が生きる○3 ハクサンスプリング（牡6、櫻井今朝利厩舎）。復帰初戦こそ見せ場少なく終わったが、その後の1700メートル戦では2戦2勝。1500メートル戦では伸び切れず未勝利も、当地の1700メートル戦では【5・2・1・7】と好成績を残している。その得意の距離に変わって当然勝ち負けだ。

▲1 ダンネワード（牡4、角田輝也厩舎）は初めてのオープン参戦。しかし3連勝中の上り詰める勢いは軽視できない。距離、相手を問わず堅実にかけるタイプ。いきなり好勝負は可能。

当地初勝利だった前走は展開、流れともにはまった感も、勝ちっぷりがよかった△10 ブレイニーラン（牡9、竹下直人厩舎）は再度直線勝負に持ち込みたい。