岩手
2024年07月31日
マイルへの距離延長でもサウザンドマイル「若鮎賞」(盛岡競馬)
31日(水)盛岡競馬メイン11レースは2歳重賞「第25回若鮎賞」(2歳、盛岡競馬場ダート1600メートル)。当初予定は芝1600メートルでしたが、ダート1600メートルへ変更となりました。
◎2 サウザンドマイル(牡、齋藤雄一厩舎)は850メートルのデビュー戦では8馬身差2着でしたが、ひと叩きされて反応が一変。距離1400メートルも味方に鮮やかな好位抜け出しを決めました。レースぶりを見ればマイルへの延長も問題なし。今回は芝適性を試す意味もありましたが、ダート変更は望むところ。1戦ごとにレース感覚を身につけているのが強味。重賞1番乗りに王手をかけました。
○10 ポマイカイ(牡、菅原勲厩舎)はデビュー戦の盛岡ダート1000メートルを大差で圧勝。早池峰スーパースプリントを制した姉ダイセンメイト譲りのスピードを存分に披露しました。前走は2着でしたが、距離が1400メートルに延びて道中で掛かったのも敗因でした。今回はマイルが舞台。折り合いがカギを握りますが、うまくなだめることができれば逆転のシーンまで。
▲7 ステイクラッシー(牝、伊藤和忍厩舎)はデビュー戦を軽快なスピードと競り合いに強さを発揮して快勝。その後は放牧に出て坂路で乗り込んで帰郷。距離が一気に延長されましたが、血統背景からは基本歓迎です。
△9 ミヤギプリンセス(牝、酒井仁厩舎)もデビュー戦を快勝。逃げ切りを決めましたが、能力検査では3番手を追走。控える競馬もこなせそうです。
△4 マツリダマスラオ(牡、菅原勲厩舎)は前走3着でしたが、1400メートル経験を生かしたいところ。
△5 フタイテンホイール(牝、齋藤雄一厩舎)はタイプ的に長い距離が合います。
(文/松尾康司)