笠松
2024年07月31日
リュクスブリランテの変わり身期待「月下美人特別」(笠松競馬)
7月31日(水)の笠松競馬メイン第11レースは「月下美人特別」(3歳1組、笠松競馬場1400メートル)。
確かな本命馬不在で混戦模様。自己条件に戻って◎5 リュクスブリランテ(牝、加藤幸保厩舎)の反撃に期待したい。転入後、一般戦をいずれも先行快勝劇で3連勝を飾ったが、その後2戦は10、5着に留まった。ただともに敗因分析ができる。2走前が強敵ぞろいの初めての重賞参戦。前走は難敵中央勢相手のハイレベル戦。セールスポイントが生きる先行策に持ち込めなかったためだった。しかし自己条件に戻れば強力な逃げタイプは少ない。さらにしっかり追い切られて中間ムードは悪くない。3戦無敗を誇る相性抜群の岡部誠騎手とのコンビも復活した。鮮やかな変わり身に期待ができる。
堅実駆けに定評のある○4 ナムラダリル(牡、伊藤強一厩舎)は高い評価が欠かせない。4月の3歳4組から6戦勝ち星から遠ざかっているが、持ち前の堅実差しで好勝負を演じる。近2走も3、2着と勝ち負けし、前走の3歳特別で最先着を果たしているのもアドバンテージになりそうだ。
調子を上げてきた▲8 ダイヤキララ(牝、後藤正義厩舎)もV候補の1頭。前走は展開有利に主導権を握れたのもあったが、夏場を得意とするタイプ。昨年も好成績を残し、7・8月の成績は6戦1勝、2着1回、3着2回、4、5着各1回。前走同様に前々でレースを運べればここも好勝負が可能。
前走は当地初距離のマイル戦で失速した△7 サクラヒメ(牝、森山英雄厩舎)は距離短縮で粘りがアップする。
(文/中部地方競馬記者クラブ)