笠松
2024年08月12日
カツノナインズが1400mで巻き返し「打上花火特別」(笠松競馬)
8月12日(振・月)の笠松競馬メイン第9レースは「打上花火特別」(B級1組、笠松競馬場1400メートル)。
好調馬に、実績派もそろってハイレベルなV争いも、距離短縮で◎5 カツノナインズ(牝5、笹野博司厩舎)の反撃に期待したい。2走前の同距離・B級1組(牝馬限定)では2番手から早めの抜け出しで鮮やかな勝利を飾ったが、前走のB級1組は7着に留まった。経験が少ないマイルに距離が延長した上、後続馬からプッシュを受ける厳しい先行策も失速の原因だった。中間の調教気配は特に変わらず、デキ落ちはない。前走から距離が短縮する笠松の1400メートルは【7・1・1・3】と得意の舞台。同タイプの先行ライバルは多いが、中枠からのスタートは相手の動向を見極めやすく、レースは組み立てやすい。素早い巻き返しが可能。
勝ちっぷりの良さが光った○1 ケンヴァイザッハ(牡4、田口輝彦厩舎)も高評価が必要。当地転入後、【4・2・0・1】の好成績を残す堅実差しタイプだ。唯一連対を外した2走前は、有利な馬場状態を生かした先行勢決着でもあった。完勝で飾った前走内容から1組でも。
好追い切りを消化した▲7 バークエム(牝4、後藤佑耶厩舎)も有力なV候補。距離や相手、流れを問わず安定した成績を残し、調教を強化した最終追い切りでシャープなキレを披露。依然好調キープで馬券に欠かせない。
△6 ウインエイムハイ(牡5、伊藤強一厩舎)は古巣への再転入戦。直前のレースを鋭く2着に追い込んで好調ムードでの移籍。以前在籍時にB級1組で勝ち星を挙げている実力派で当然V圏内。
(文/中部地方競馬記者クラブ)