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成長著しい3歳馬エムティトップ「宝石に一番近い果実ルビーロマン特別」（金沢競馬）

連休に合わせて日、月曜日の2日間連続で開催されている今週の金沢競馬。12日（振・月）のメインカードは、第11レースの「宝石に一番近い果実ルビーロマン特別」（B2級一組、金沢競馬場1500メートル）で、古馬相手に圧勝続きの3歳牝馬がさらに連勝を伸ばせるか注目を集めます。

◎7 エムティトップ（牝3、佐藤茂厩舎）は7月から古馬と走るようになって2走前のC1級五組（1400メートル）でも、前走のB2級三組（1500メートル）でも、2着以下を5馬身引き離して圧勝劇が続いています。ノトキリシマ賞（1500メートル）で2着、加賀友禅賞（1400メートル）でも3着と3歳牝馬重賞でも善戦できる実力はありますが、走るごとに持ち時計を更新しており、夏場を迎えて急激に成長している印象があります。引き続き乗り込み重視の調整ですが、馬体の張りも良くなっており、充実期を迎えている今の状態ならさらなる飛躍が期待できそうです。

○3 ライラテソーロ（牡6、加藤和宏厩舎）は名古屋で2勝を挙げて中央へ戻った経歴があり、中央1勝クラスでは苦戦しましたが、前戦地の高知では7戦連続で馬券に絡んで3勝を挙げています。高知C2クラスで着外が続いての金沢入りですが、高知からの転入馬の活躍が目立っている今の金沢コースなら自信を取り戻せそうです。追い切りではオープン並みの破格の時計で動いており、早めに先頭へ抜け出して4コーナーを先頭で回ることができれば、そのまま押し切っても不思議ではありません。

▲10 シントーチャチャ（牝4、藤田弘治厩舎）は5月に川崎から転入してきて転入2戦目まで2着が続きましたが、その後3連勝と本格化しています。夏負け気味だったため1カ月ほどレース間隔を空けましたが、毎週欠かさずに追い切りはこなしており、引き続き状態は悪くなさそうです。ここでさらに連勝が伸ばせれば、今後A級入りしても楽しみな存在になります。

△6 ノブノキャット（牡3、加藤和宏厩舎）は前走のB2級特選で7着と末脚不発に終わりましたが、2走前に次位争いを演じたB2級一組に戻れば見直しは必要です。伸び盛りの3歳馬だけに巻き返してくる可能性は十分にあります。

△11 マクシミリアン（牡6、高橋俊之厩舎）は昨秋に兵庫から転入してきて9戦連続で3着を外さない走りが続いています。暑い夏場を考えると月一走のローテーションは理想的で、外枠から積極的に運んで粘り込みを図ります。