レース展望・予想

金沢

2024年08月05日

兼六園スプリント2着トルピードに期待「石川門カップ」(金沢競馬)

今週の金沢競馬は月、火曜日の2日間連続となり、先週から引き続いて最終レースの発走時間が19時台のナイター開催になります。8月5日(月)のメインカードは最終第12レースの3歳馬による準重賞「石川門カップ」(3歳、金沢競馬場1700メートル)で、例年だと3歳重賞の「サラブレッド大賞典」へのトライアル戦となりますが、今年は9月1日に6年ぶりに行われる西日本地区交流「西日本3歳優駿」(2000メートル)へのトライアル戦として行われ、勝ち馬には優先出走権が与えられます。

◎1 トルピード(牝、高橋俊之厩舎)は前走の兼六園スプリント(1500メートル)で2着に伸びて地元勢で最先着を果たしました。勝った名古屋のネッサローズには離されましたが、直線粘り込みを図った笠松のワラシベチョウジャをゴール前できっちり交わして、これまで結果が残せなかった重賞でようやく連対することができました。前走後に疲れが出たため1カ月ほどレース間隔は空きましたが、追い切りでは引き続きダイナミックな動きを見せています。以前に比べて精神面が成長したことで折り合いが付くようになっており、今回も先団を見ながらレースを進めることができれば、直線抜け出しが図れそうです。

○6 ダブルアタック(牡、金田一昌厩舎)は前走の兼六園スプリントで地元代表として期待されましたが、直線で手応えがいっぱいになり5着でした。しかし2コーナーを回ってから笠松のワラシベチョウジャと馬体を併せて激しい先手争いを演じて見せ場はありました。減り気味の馬体重を考慮して乗り込み重視の調整ですが、トルピードと同じく1カ月ほどレース間隔を空けたローテーションはこの暑さを考えると好感が持てます。3月の若駒賞(1500メートル)でトルピードを寄せ付けずに逃げ切った内容から3歳準重賞戦ならスピード上位の存在で、3歳重賞の北日本新聞杯で2着に粘り込んだ1700メートル戦なら巻き返せそうです。

夏場に入って調子を上げているのは▲3 ガガヒャクマンゴク(牡、加藤和義厩舎)です。2走前の3歳A3組(1500メートル)をクビ差逃げ切って今季2勝目を飾ると、前走の3歳A1組(1400メートル)でもアタマ差2着の接戦を演じました。先手を奪って自分にレースに持ち込むとしぶとさを発揮するタイプで、1700メートル戦は初めてとなりますが、ペースを握って4コーナーを先頭で回ることができれば、準重賞でも際どい勝負に持ち込めそうです。

△7 ガンジャクィーン(牝、中川雅之厩舎)も前走の3歳A3組(1400メートル)を好位抜け出しで快勝し、2歳新馬勝ち以来の白星を飾って調子が上向いています。1700メートル戦は2歳重賞の金沢ヤングチャンピオンで6着に敗れた以来となりますが、前向きな気持ちが戻ってきた今の状態なら上位争いに加われるかもしれません。

△4 ドンリュウスター(牡、高橋俊之厩舎)も前走の3歳A2組(1500メートル)で2着に粘り込んで今季初連対を果たし復調気配がうかがえます。ペースが落ち着きやすい1700メートル戦なら力まずに先行できそうで、再び前残りが図れるかもしれません。

おすすめの買い目

馬単
1→6・3・7・4
6・3→1(6点)

3連単(フォーメーション)
1→6・3・7・4→6・3・7・4
6・3→1→6・3・7・4(18点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)

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