岩手
2024年08月14日
昨年2着ドンフランキーが今年こそ「クラスターカップ」(盛岡競馬)
「第29回クラスターカップJpnIII」(盛岡競馬場ダート1200メートル)は、取り止めとなった12日(振・月)の代替開催として14日(水)の盛岡競馬メイン第12レースに実施されます。
◎7 ドンフランキー(牡5、JRA・齋藤崇史厩舎)はダート1200メートル4戦2勝、2着2回。昨年のクラスターカップJpnIIIはリメイクに完敗を喫しましたが、東京盃JpnIIを快勝。コースレコードを12年ぶりに更新しました。フェブラリーステークスGI・9着は距離が長かった上、先行馬が総崩れになったのも敗因。しかし初の海外・ドバイゴールデンシャヒーンGIで逃げ粘って2着。今回は4カ月半ぶりの実戦ですが、超大型馬ながら久々を苦にしないタイプ。重賞3勝目に王手をかけました。
○11 クロジシジョー(牡5、JRA・岡田稲男厩舎)は東京スプリントJpnIII・2着。初の地方ダートで出遅れを喫しましたが、メンバー最速の上がりを披露しました。過去、ダート1200メートル5勝、2着5回、3着3回とスペシャリスト的な存在。豊富な経験を生かして好勝負に持ち込みます。
▲12 コスタノヴァ(牡4、JRA・木村哲也厩舎)はデビュー戦の芝1600メートルで11着後、2戦目からダート路線へ変更。6戦5勝、2着1回、目下3連勝と走るたびに成長を続けています。スタートに課題を抱えていますが、前走・欅ステークスをレースレコードタイ(1400メートルになって以降)で完勝。初の1200メートルでもアッサリまで考えられます。
△2 ジレトール(牡5、JRA・松永幹夫厩舎)はダート1400メートルで4勝し、今年4月からダート1200メートル一本。初戦3着でしたが、目下2連勝。新たな適性を見い出して参戦します。
△9 ケイアイドリー(牡7、JRA・村山明厩舎)は昨年の北海道スプリントカップJpnIIIを優勝。中東から帰国初戦ですから仕上がりがカギ。
(文/松尾康司)