佐賀
2024年08月10日
栄城賞3着トレベルオール古馬戦初勝利なるか「盛夏賞」(佐賀競馬)
10日(土)佐賀競馬メイン第3レースは「盛夏賞」(B級、佐賀競馬場1750メートル)。
◎1 トレベルオール(牡3、真島正徳厩舎)は、栄城賞(5月26日、2000メートル)3着など3歳重賞で上位進出。前走の文月特別(7月22日、1800メートル)が古馬との初対戦で道中は最後方を進みましたが、3コーナーから前との差を詰めていき、勝ったサンライズハイアーにはコンマ8秒離されましたが、3頭での2着争いに参加しての4着でした。今回は文月特別からの参戦馬はこの馬と3着のウインモリオンの2頭のみとなり、前走での同馬との差はクビ(コンマ1秒)差でした。古馬戦のペースにも慣れ、今回は優勝争いとなりそうです。
○2 ウインモリオン(牡6、山田徹厩舎)は、文月特別ではサンライズハイアーとオンネマトカの先頭争いを見る形の3番手に付け、一旦はサンライズハイアーの2番手に迫りましたが、直線で突き放され同馬からコンマ7秒差の3着でした。6月の佐賀転入後は中距離B級特別を4戦し、初戦は6着でしたがその後の3戦は馬券圏内を確保。前走の1、2着馬が不在となり、佐賀初勝利も十分狙えそうです。
▲4 エイシンペトラ(牝4、東眞市厩舎)は、約3カ月の休養明け初戦だった前走のやまゆり特別(7月20日、1400メートル)は勝ち馬からコンマ8秒差の5着でした。B級中距離では2月に向春賞(1860メートル)を勝利しており、休養明け2戦目で上位進出を警戒したいところです。
△5 カシノルーカス(牡3、古賀光範厩舎)、△6 ケンタッキーグレイ(牝3、北村欣也厩舎)の3歳重賞上位実績馬2頭も、今回は馬券圏内進出まで狙えそうなメンバー構成となりました。
(文/上妻輝行)