岩手
2024年08月04日
海外GI・2着マンダリンヒーロー復活なるか「OROカップ」(盛岡競馬)
4日(日)盛岡競馬メイン第11レースは地方全国交流「第26回岩手県知事杯OROカップ」。当初予定は芝1700メートルでしたが、ダート1600メートルへ変更となりました。
◎6 マンダリンヒーロー(牡4、大井・藤田輝信厩舎)は芝2400メートルからダート2000メートルに変更されたせきれい賞2着。勝負どころでもたついて反応ひと息でしたが、メンバー最速の上がりを駆使して3/4馬身差が底力。今回はブリンカーを着用して臨むとのこと。レースに集中できればサンタアニタダービーGIでハナ差2着の実力馬。帰国後、2着5回と白星から遠ざかっていますが、今度こそ首位を奪回したいところです。
○8 アトミックフォース(牡8、船橋・山下貴之厩舎)はせきれい賞2度目の制覇を狙いましたが、無念のダート変更。主導権を握りましたが、直線一杯5着に沈みました。マイル対応がネックですが、走り頃の休み明け3戦目。条件は変わりますが、史上2頭目の3連覇の期待がかかります。
▲12 ヴィゴーレ(牡6、大井・高野毅厩舎)はせきれい賞3着。2連覇は果たせませんでしたが、盛岡ダートもこなして3着を確保しました。条件を問わず相手なりに駆ける堅実さが身上。ペースが速くなれば一気に突き抜けるシーンまで。
△1 グランコージー(牡7、千葉幸喜厩舎)は今季3連勝を飾りかつ重賞2連勝。一條記念みちのく大賞典は距離が長かった上、自分の競馬ができなかったのが敗因。好枠を生かして反撃必至。
△3 ライアン(牡5、佐藤浩一厩舎)はせきれい賞を快勝。22年の羽田盃2着馬が復活をとげました。
△11 ビジン(牝5、浦和・野口寛仁厩舎)は南関東初戦6着でしたが、太めを叩いて上昇確実です。
(文/松尾康司)