岩手
2024年08月18日
イッツクール重賞初制覇なるか「OROターフスプリント」(盛岡競馬)
18日(日)の盛岡競馬メイン第11レースは地方全国交流「第14回OROターフスプリント」。昨年と同様、盛岡競馬場ダート1000メートルで行われます。
◎13 イッツクール(牡8、北海道・田中淳司厩舎)は中央芝2勝、ダート1400メートルで1勝をマーク。3勝クラスへ在籍して一昨年8月、北海道へ移籍。1200メートル戦で3勝をマークしました。今季未勝利ですが、2、3着各1回。前々走が初の1000メートルでしたが、馬群にもまれながらも渋太く伸びて3着確保。理想は逃げですが、控える競馬もでき、重賞初制覇に王手をかけました。
○6 グットフォーチュン(牝5、櫻田康二厩舎)は中央ダート1400メートル、1000メートル戦でそれぞれ1勝。今年5月に岩手入りして目下2連勝。前走も鮮やかな逃げ切りを決めてコースレコードに0秒1差まで肉薄しました。今回は全国の強豪が相手ですが、元々が決め手勝負型。4年ぶりに地元優勝をもたらすか、期待が高まります。
▲1 マッドシェリー(牝6、川崎・山田質厩舎)は昨年のこのレースでコースレコードを樹立して完勝。走路悪化のため芝からダート変更で実施されましたが、川崎900メートル7勝の適性を存分に発揮しました。その後は勝ち星から遠ざかっていましたが、3走前を快勝。自分の競馬ができれば2連覇も十分。
△12 ラビュリントス(牝4、北海道・田中淳司厩舎)は盛岡芝とダートで計3勝と相性抜群。1000メートルは新馬戦の門別2着1回のみでも怖い存在です。
△8 ダイセンメイト(牝5、菅原勲厩舎)は1000メートルが微妙ですが、流れ次第で好走可能。
△14 エイシントゥラン(牝5、川崎・今井輝和厩舎)は昨年2着で適性を証明済み。
(文/松尾康司)