笠松
2024年08月01日
絶好調エイシンヌウシペツの重賞連勝か「撫子争覇」(笠松競馬)
8月1日(木)の笠松競馬メイン第11レースは「第2回撫子争覇」(3歳以上牝馬、笠松競馬場1400メートル)。
9月の交流重賞・秋桜賞(名古屋)のトライアルでもあるSPIIIに好素材がフルゲートで激突する。軸は絶好調モードの◎5 エイシンヌウシペツ(牝5、笹野博司厩舎)だ。前走のサマーカップで待望の重賞制覇に成功。宿敵名古屋勢はじめ、金沢遠征勢もいるなかでの交流重賞での鮮やか抜け出し劇。価値ある勝利と言えた。今春復帰後は自己条件Vに、交流重賞を2戦ともに連続連対と好調をキープし、地力アップした姿を披露する。7・8月成績4戦2勝、2、3着各1回が端的に示すように夏場を得意とするのも、大きな買い材料。直前の併せ馬でも先着して好時計をマークと仕上がり、デキに不安はない。重賞2連勝を決めて、さらに大きくアピールしたい。
強敵は多いが、なかでも名古屋勢の○3 ペップセ(牝4、今津勝之厩舎)、▲2 レイジーウォリアー(牝5、塚田隆男厩舎)の実績派2頭は互角のV候補。ペップセは昨年8、9月のクイーンカップ、岐阜金賞と当地で重賞連勝し、笠松コースで6戦5勝と飛び切りの実績を誇る。一方、レイジーウォリアーは昨年の大会覇者で、笠松では11戦4勝、2着3回とこちらも高いコース成績の持ち主。ともに先行タイプで、馬場が軽く小回りコースが脚質にジャストフィットするようだ。2頭ともに前走は成績ひと息の地元名古屋戦で度外視できる。同タイプのライバルは多い構成だが、ワンクラス上のスピードと力が今回もモノをいうか。
勝ち味は遅くても近況しぶとい走りが好印象の△11 ネオアマゾネス(牝7、伊藤強一厩舎)も連争いなら。
(文/中部地方競馬記者クラブ)