兵庫
2024年08月01日
サトノキリンジが混戦を断つ「丹波篠山デカンショ特別」(園田競馬)
8月1日(木)の園田競馬メイン第11レースに「丹波篠山デカンショ特別」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎2 サトノキリンジ(牡5、石橋満厩舎)は3走前に、先週7月24日のB1特別を勝利したアドワンを差し切っており、B1に入っても能力上位の存在。前走は1230メートルだったが、エンジンが掛かったのがゴール前ではさすがに遅かった。今回は1400メートルに戻して、従来通りに鋭く伸びてくる。
○7 アカノストロング(牡5、保利良平厩舎)の前走は3カ月半ぶりで仕上がり途上、さらに1400メートルは少し忙しいかと思われたが、外からしぶとく伸びて2着に好走した。1度使った上積みはあり、前走以上の伸びを見せる。
▲5 アイヤナ(牝4、田村彰啓厩舎)は疲れが出たために3カ月半の休養を取っていたが、今回の仕上がりは上々。転入2戦目のB1特別で4コーナー先頭から押し切っており、B1なら久々でも勝ち負けできそうだ。
☆4 クリノカイザー(牡6、石橋満厩舎)は5月に戦列復帰してから3戦したが、まだ動きが重々しいように思われる。それでも近走に比べると相手関係は楽になっており、すんなり先行できれば一発がありそうだ。
△6 ビナハロン(セン5、永島太郎厩舎)は心房細動で早々に失速した前走を度外視したい。1400メートルでは実績がないが、こちらも前々で競馬ができそうで展開の恩恵がありそうだ。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)