名古屋
2024年08月06日
降級初戦快勝したマイレッドスター「しし座特別」(名古屋競馬)
8月6日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは「しし座特別」(B級1組、名古屋競馬場1500メートル)。
勝ち上がり馬が多いハイレベル戦で激しいVバトル。しかし勝ちっぷりに改めて能力の高さを示した◎7 マイレッドスター(牡5、角田輝也厩舎)からの狙いがベターだろう。転入戦は余裕ある馬体とA級戦編成もあってゴール寸前粘りが甘くなり、0秒2差3着に終わった。しかしひと叩きした前走はマイナス11キロのシェイプアップ効果とB級降級もあり、あっさり変身に成功。前半は掛かるなど気負って走る面があったが、絶好の手ごたえで勝負どころ手前の3コーナー前に早々に先頭に立つや、そのまま豪快に押し切って完勝。中央2勝クラスで3着入着(23年4月・阪神ダート1400メートル)を持つキャリアと力の走りだった。前走時より軽めのメニューになったが中間は追い切りを消化して、依然好気配。好調ライバルぞろいの初の1組特別だが、B級戦でまだ条件妙味も見込める。セールスポイントの先行力で連勝だ。
好調度一番は転入後、3戦パーフェクト連対を誇る○8 セイウンデイスター(牡4、宇都英樹厩舎)。典型的差しタイプだが流れ、展開に左右されず差し脚を伸ばす。前走はB級への昇級戦だったが中団から直線外を伸び切り難なくクリア。再度直線勝負に持ち込めば逆転は十分。
▲10 イストロス(セン4、今津博之厩舎)は好位キープも伸びきれず3着に終わった前走がそうだったように気ムラな面がある。しかし流れに乗ってスムーズに運んだ時の強さは折り紙つき。外の8枠スタートは力を出し切れる好都合の枠と言える。
前走久々に崩れたが堅実駆けに定評ある△11 トウマ(牡4、倉地学厩舎)も馬券に欠かせない。
おすすめの買い目
馬単(マルチ)
7⇔1・8・10・11(8点)
3連単(フォーメーション)
7→1・8・10・11→1・8・10・11
1・8・10・11→7→1・8・10・11(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)