レース展望・予想

金沢

2024年08月06日

ハクサンアマゾネス対遠征勢「読売レディス杯」(金沢競馬)

金沢競馬場で初めて行われたナイター開催は8月6日(火)でフィナーレとなります。メインカードは最終第12レースで争われるグランダム・ジャパン(GDJ)古馬秋シーズンの地方全国交流重賞「第42回読売レディス杯」(3歳以上牝馬、金沢競馬場1500メートル)です。今年は地元の最強牝馬ハクサンアマゾネスが参戦。大井、船橋、北海道、兵庫、高知からの遠征勢を迎え撃ちます。

◎6 ハクサンアマゾネス(牝7、加藤和義厩舎)は前走園田で行われた兵庫サマークイーン賞(1700メートル)に遠征し、逃げ込みを図った高知のアンティキティラを2番手追走から直線半ばでとらえて快勝しました。例年だと夏場は北海道で休養に入りますが、今年はGDJ女王の座を意識して地元で行われるこの読売レディス杯にも挑んできました。暑さを考慮してそれほど強い追い切りはかけていませんが、馬なりでも前走以上の動きを見せています。以前は1500メートル戦になると出遅れる不安もありましたが、圧勝続きで自信に満ちている今の状態なら貫禄の違いを見せつけられそうです。

遠征勢でまず注意したいのは○9 ボヌールバローズ(牝4、大井・福永敏厩舎)です。前走は約3カ月の休み明けで川崎のスパーキングレディーカップJpnIII(1600メートル)に挑んで9着でした。しかしJRA勢相手でも先手を奪う抜群のダッシュ力を披露しており、2歳時には笠松のラブミーチャン記念(1600メートル)、3歳時には園田の楠賞(1400メートル)を逃げ切ったスピードは健在。休み明けをたたかれたことで追い切りの動きも活発になっており、地方の牝馬同士ならハナさえ奪ってしまえばスピード勝負に持ち込めそうです。

▲5 アンティキティラ(牝5、高知・別府真司厩舎)は2年連続の参戦で、昨年は逃げた勝ち馬を半馬身差まで追い詰めながら惜しい2着でした。今年は前走の兵庫サマークイーン賞で直線競り負けたハクサンアマゾネスへの雪辱も兼ねており、陣営の勝ちたい思いは強いはず。遠征続きのため速い追い切り時計は出していませんが、引き続き気合乗りは良く、状態はキープできています。逃げるボヌールバローズを早めにかわして4コーナーを先頭で回れば、直線しぶとさを発揮して再び上位争いは可能です。

△1 サーフズアップ(牝4、船橋・山下貴之厩舎)は金沢2度目の参戦です。昨年の金沢スプリントカップでは4コーナー最後方から直線外から矢のように伸びて3着まで浮上しました。前走の兵庫サマークイーン賞では単勝3番人気に推されながら8着と奮いませんでしたが、3歳時にはボヌールバローズに先着していた実績もあることから軽視は禁物です。

△8 アキュートガール(牝5、兵庫・尾林幸二厩舎)は1年以上も馬券絡みから遠ざかっていますが、前走の兵庫サマークイーン賞では4着と地方の牝馬交流重賞なら入着はできています。暑い夏場でも併走追い切りを重ねて乗り込みを強化しており、金沢で復調のきっかけがつかめるかもしれません。

おすすめの買い目

馬単
6→9・5・1
9→6(4点)

3連単(フォーメーション)
6・9→6・9・5・1→6・9・5・1・8(18点)

この買い目で投票

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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