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転入初戦コンドリュールとエントラップメントの争い「近畿畜産特別」（園田競馬）

7日（水）の園田競馬メイン第11レースに「近畿畜産特別」（B1、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎3 コンドリュール（セン4、松浦聡志厩舎）は中央1勝クラスからの転入になるが、その1勝は昨年5月に園田で行われたJRA条件交流の広峰山特別で挙げたものだった。このレースでは序盤に気難しい面を見せていたが、2コーナー過ぎで折り合いがつくと豪快にまくり切った。走破時計は1分30秒台でB1でも十分に通用するものだった。気性的にもポン駆けは利きそうで、初戦から狙いたい。

○5 エントラップメント（牝4、盛本信春厩舎）は中央で新馬勝ちを収めた。そのときの2着馬イリュージョンも今年の3月まで兵庫のB2で活躍していた馬で、B1編入でも対応できそうだ。近走は振るわないが、転入前のレースでは最後までジリジリと伸びて勝ち馬から1秒1差まで詰め寄っており、決して早熟の馬というわけでもなさそうだ。先行力は小回り向きで、勝ち負けになる。

▲2 ビナハロン（セン5、永島太郎厩舎）は連闘策になるが、もともと気で走るタイプで気にする必要はなさそう。他に逃げ馬が不在で展開有利に運べる。

☆4 セイウンスイート（牝4、山口浩幸厩舎）の前走はレース前からテンションが高くて気難しい面を見せていたが、実戦で末脚が爆発して兵庫転入後の初勝利を決めた。ダートにも慣れてきた印象で、勢いを警戒したい。

△1 アポロダーウィン（牡7、栗林徹治厩舎）は徐々に着差が詰まってきているが、勝ち負けのラインに届くにはまだ時間がかかりそう。今回は下原理騎手と3年2カ月ぶりのコンビ結成で前進を狙う。