名古屋
2024年08月23日
シーニッククルーズ軸堅「ひまわり特別」(名古屋競馬)
8月23日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「ひまわり特別」(A級2組、名古屋競馬場1700メートル)。
確かな本命馬は不在。復帰後、3戦連続連対中の堅実派◎4 シーニッククルーズ(牡6、坂口義幸厩舎)に連軸の期待をかけたい。勝ちみは遅いが、流れや距離に相手を問わず、好位キープから末脚を確実に伸ばし、コンスタントに勝ち負けするレース巧者だ。前走A級3組の3馬身差2着も、短距離戦が得意な勝ち馬に展開が有利に作用したもので、しぶとく追い上げた走りは好感が持てた。当地初のA級2組参戦だがコレと言って難敵不在の構成でもある。軸はお任せだ。
○2 プラウサス(牡5、迫田清美厩舎)も調子を上げている。2走前のA級3組では好位から早めの抜け出しで勝利を飾れば、前走は初のA級1組挑戦も好位からしっかり粘り込んで0秒3差3着に好走。着実に力が備わってきている。ここも勝ち負けに欠かせない。
決め脚勝負に持ち込めば▲8 スキューマパーラ(牝5、櫻井今朝利厩舎)の出番だろう。前走6着は初めてのA級1組参戦の壁というより、距離を考えた積極的な位置取りが影響。本来の末脚を欠く一因になったのではないか。元来、ゆったり流れる中距離で末脚をいかすのが合う。200メートルの距離延長と条件緩和で素早い反撃が可能。
差し一手の脚質も△7 モンストルシチー(牡6、迫田清美厩舎)が穴。
(文/中部地方競馬記者クラブ)