佐賀
2024年08月25日
自己条件に戻るテイエムファルコンに期待「向日葵特別」(佐賀競馬)
25日(日)佐賀競馬メイン第6レースは「向日葵特別」(B級、佐賀競馬場1300メートル)。
◎3 テイエムファルコン(牡7、平山宏秀厩舎)は、佐賀転入初戦のあじさい特別(6月22日、1400メートル)は2着でしたが、続く前々走のラベンダー特別(7月6日、1300メートル)では、逃げたブラーブサージュからやや離れた3番手を進みましたが、向正面で先頭を奪うとそのまま後続との差を広げ、2着に4馬身(コンマ7秒)差を付け快勝しました。前走は重賞の吉野ヶ里記念(7月28日、1400メートル)に挑戦。後方のまま9着に終わりましたが、自己条件に戻った今回はB級特別上位実績馬が少ないメンバー構成。B級特別2勝目は濃厚でしょう。
○5 ダイメイイチョウ(牝3、大垣敏夫厩舎)は、JRA未勝利から転入初戦です。JRAでは主に芝短距離を使われ、2着2回のほか、多くのレースで勝ち馬から1秒前後の差で走っていました。一方、ダートは2度使われともに大敗している点は気になりますが、佐賀コースをこなせれば初戦から上位争いとなる力はありそうです。
▲4 レットイットゴー(牝4、真島元徳厩舎)は、昨年8月の佐賀転入以降は馬券圏内を確保できなかったのは6度だけと堅実に上位を確保。前走のB級4組(8月10日、1400メートル)でB級初勝利を挙げての特別挑戦ですが、上位進出も十分狙えそうなメンバー構成となりました。
△2 ポケットカラキュン(牝5、柳井宏之厩舎)、△8 ビービークラージュ(牡6、中川竜馬厩舎)の両馬は近走勝ち星がありませんが、昨年11月から今年2月にかけて短距離B級特別で上位進出があり、ここでは警戒が必要な存在でしょう。
(文/上妻輝行)