レース展望・予想

金沢

2024年08月27日

センス抜群ショウガマッタナシ「石川テレビ杯」(金沢競馬)

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬。27日(火)のメインカードは最終12レースで争われる今年デビューの2歳馬による初めての重賞「第19回石川テレビ杯」(2歳、金沢競馬場1400メートル)です。10月20日に行われる「ネクストスター金沢」(JRA重賞級2歳認定、1400メートル)へのトライアル戦で、デビューから4戦無敗のショウガマッタナシが、北海道から転入してきた新興勢力も抑え込んで連勝を伸ばせるか注目されます。

◎4 ショウガマッタナシ(牝、高橋俊之厩舎)は900メートルのデビュー戦で後続を5馬身以上引き離して新馬勝ちを飾ると、その後1400メートルに距離が延びても2番手からの抜け出しで2連勝。前走のJRA認定サードニクス賞(1400メートル)はスタートからエムザックドリームとのマッチレースになりましたが、ゴール前できっちり交わして今年の金沢認定第1号馬に輝きました。スタートしてからの二の脚が速く、2番手に控えても行きたがる素振りは見せない順応さで、6月にデビューしたばかりの2歳馬とは思えないレースセンスの良さを見せています。今回は新たに加わった北海道からの転入馬との走力比較がポイントになりますが、地元生え抜きの期待馬だけに何とかねじ伏せて、無敗のままで本番のネクストスター金沢へ挑みたいところです。

昨年この重賞に北海道からの転入馬がエントリーしたのは1頭でしたが、今年は2頭が転入初戦で参戦してきました。○2 ビバロジータ(牝、加藤和義厩舎)は認定新馬戦(門別1200メートル)を逃げ切ってデビュー勝ちを飾っており、かなりのスピードがありそうです。2戦目のウィナーズチャレンジ(門別1700メートル)は距離が長く好位追走いっぱいの7着に敗れましたが、金沢の1400メートル戦なら失速することはなさそうです。追い切りも3本消化して臨戦態勢は整っており、いきなり圧逃しても不思議ではありません。

もう1頭の北海道からの転入馬▲5 エムティパル(牝、佐藤茂厩舎)は認定新馬戦(門別1100メートル)こそ4着でしたが、次走の2歳未勝利戦(門別1000メートル)を逃げ切って白星を飾っています。テンションが高いために追い切りをかけず乗り込み中心の調整ですが、スタートダッシュは速く、金沢でも先手争いを制してペースを握ることができれば、初の1400メートルでも際どい勝負に持ち込めそうです。

△3 アメージングビュー(牝、井樋一也厩舎)は1400メートル戦の新馬勝ちを飾っています。3コーナーから先頭に立って後続を引き離しながらも、ゴール前で2着馬に半馬身差まで詰め寄られる危うい勝ちっぷりでしたが、ゴールまで集中力を切らさずに走り切ることができれば、秘めているポテンシャルの高さを見せられるかもしれません。

△7 ベストタンゴ(牝、鈴木正也厩舎)はまだ未勝利ですが、常にしぶとく脚を伸ばして常に上位争いには加わっています。重賞でさらにメンバーは強くなりましたが、先手争いが激しくなって前崩れの展開になれば、馬券圏内に浮上するチャンスがありそうです。

おすすめの買い目

馬単
4→2・5・3・7(4点)

3連単(1軸流し)
4→2・5・3・7(12点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)

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