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リュヌダムールが自己条件で巻き返す「たかさご万灯祭特別」（園田競馬）

28日（水）の園田競馬メイン第10レースに「たかさご万灯祭特別」（B1B2、園田競馬場820メートル）が行われる。

◎5 リュヌダムール（牝6、小牧毅厩舎）の前走は高知との交流競走で51キロと有利な条件ではあったが、最後まで粘り切れず6頭立ての5着に敗れた。珍しくスタートで遅れて序盤から脚を使わざるを得ない展開になったことが大きな敗因だった。調子の良さは変わらず、55キロも昨年に克服済み。自己条件で反撃といきたい。

○3 ワキノクイーン（牝6、中塚猛厩舎）は前走が初めての820メートル戦で2着に好走した。あまりいいスタートではなかったが、馬なりで先行集団に取りつき、直線では逃げ馬をかわす勢いを見せており収穫の多い一戦だった。負担重量は53キロで前走より1キロ軽く、前進が見込める。

▲2 アイアンフラワー（牝6、平松徳彦厩舎）は3戦連続で3着以内と好調。前走は勝ち馬にうまく逃げ切られたが、もう少し内をロスなく立ち回れば差は詰まったか。今回は相性のいい下原理騎手とのコンビで一発を狙う。

☆6 スマートメイス（牡7、有馬澄男厩舎）の前走は園田FCスプリントのステップレースを勝利したが、本番はA2格付で出走順が回ってこず、除外になってしまった。重賞の舞台には立てずにレース間隔が3カ月半も空いてしまったが、厩舎でじっくり調整を重ねて、直前に自主能検を挟んで力を出せる状態に仕上がった。先行して意地を見せたい。

△4 ルールメイプル（牝4、田村彰啓厩舎）は中1週続きで大きな上積みはなさそうだが、前走はリュヌダムールに先着しており、820メートル戦なら大きく崩れる心配がない。スタートが決まれば馬券圏内に絡めそうだ。