兵庫
2024年08月29日
夏は牝馬&芦毛の格言通りにグレールールから「神戸ビーフ特別」(園田競馬)
29日(木)の園田競馬メイン第11レースに「神戸ビーフ特別」(C1、園田競馬場820メートル)が行われる。
◎3 グレールール(牝3、野田忍厩舎)の前走は不利な最内枠に入ってスタート後に後方に置かれたが、最後まで伸びて8着ながら勝ち馬とはコンマ4秒差。今回も対戦するクーシェルには先着されたが、わずかコンマ1秒差だった。3走前に戦列復帰した当初は毛ヅヤがさえなかったが、使われるごとに調子を上げている。引き続き820メートルでそろそろ復活の時を迎えた。
○9 クーシェル(牝6、渡瀬寛彰厩舎)は2走前のC1昇級戦ではゴール前で失速してクラスの壁があるように思われたが、前走は3キロ減の土方颯太騎手が騎乗して最後までしぶとく粘り2着に好走した。今回も減量の恩恵は大きそうで、好勝負になる。
▲5 ウポポイ(牝6、茂崎正善厩舎)は格上挑戦の前走でも持ち味の末脚を発揮して4着に好走した。好走パターンは外枠に入ったときで今回は中寄りの枠になってしまったが、自己条件に戻れば勝ち負けできる力はある。
☆7 ピンクレディ(牝3、保利良平厩舎)は820メートル戦で5戦して、いずれも51秒台前半の同じような時計でしか走れておらず、殻を破れていない印象がある。先行力はあるだけに、うまく内へ潜り込んでロスなく立ち回れるようだとチャンスがある。
△8 ラクスガウディ(牡3、田村彰啓厩舎)はハミを取り過ぎてしまう面があり、現状は短距離の方が向いているか。姫路ではワンターンの800メートル戦で勝利経験があり、一発を狙える条件ではある。
△12 ドゴン(牡5、盛本信春厩舎)は相手なりに末脚を発揮できている。外枠なら出脚がつきそうで、前の位置を取ることもできそうだ。最後に押さえておきたい。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)