ばんえい
2024年08月31日
軽めの馬場ならローランドが逃げ切る「白露特別」(ばんえい帯広競馬)
8月31日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには「白露特別」(B2級-1組)が行われます。
B1級-1組混合・涼風特別3着ローランドを筆頭に、B2級-1組混合・イルムふかがわ杯1着マルホンキンカ、2着コブダイヤ(牡4、大橋和則厩舎)、B2級-1組・ルビー特別1着ダイレクトエース、B3級-1組2着ホウエイチャンなど個性の強い好調馬が揃ったメンバー構成です。当日の帯広は雨予報もあり、時計勝負の競馬になるのは必至で、ひと波乱ありそうです。
◎1 ローランド(牡4、槻舘重人厩舎)670キロを本命に推します。前走は格上相手のB1級-1組混合・涼風特別でしたが、ツガルフジが作った前半63秒のペースのなか先行勢に加わると、障害はひと腰先頭で越えましたが、直線ではさすがに脚が上がり、鋭く伸びて来た伏兵コウシュハテンセイに差し切られて3着と敗れていますが着差は6秒2。レース当日は軽めの砂で、テンから押して行っても障害には自信を持った馬だけに逃げ切りが期待されます。
○8 ツガルフジ(牡4、松井浩文厩舎)670キロが対抗です。涼風特別では、スタートから果敢に先行して障害を差のない3番手で越えましたが、残り30メートルを過ぎたあたりから失速し22秒8差の8着。しかしながら着差ほどの負け感はなく見せ場のある走りを披露しています。前走は馬場は重めで持ち味のスピードが殺されましたが、今回は雨を味方に付けての逃げ切りが可能です。
▲5 ダイレクトエース(牡4、小林長吉厩舎)670キロが3番手です。前走こそ5着でしたが、3走前のB3級-1組を勝利し、B2昇級初戦のルビー特別と連勝しています。スタートダッシュが悪く、後方からで流れは厳しいですが、追い込みタイプは軽めの馬場で持ち味が生きるのが条件。ここも相手は強化ですが、展開次第です。
(文/小寺雄司)