名古屋
2024年09月20日
今年重賞2勝ロードランヴェルセ中心「クンツァイトオープン」(名古屋競馬)
9月20日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「クンツァイトオープン」(A級1a組、名古屋競馬場2100メートル)。
6月のトリトン争覇、7月の名港盃と重賞連勝で地力強化をアピールした◎4 ロードランヴェルセ(セン5、坂口義幸厩舎)が中心だ。前走のA級1a組特別は先行馬に有利な馬場状態の中、マイペースの逃げに持ち込んだベストリーガードに押し切られたが、後方から2着まで押し上げたのはまさに地力アップの証し。当地初の2100メートルだが、2000メートルの名港盃を快勝したことから守備範囲と言えるだろう。控える秋の重賞戦線へ、きっちり勝利を飾って向かいたい。
4カ月半ぶりの休養明け初戦でいきなり2着に粘り込んだ○5 ハディア(牡7、今津博之厩舎)が相手筆頭。戦歴上位の転入馬の決め脚に屈したが、1500メートルで自己ベストを更新する抜群の走破時計をマークし改めて能力を証明。ひと叩き効果が加わる復帰2戦目。ここも当然勝ち負けの期待は当然。
好調キープする▲6 ハクサンスプリング(牡6、櫻井今朝利厩舎)も馬券に欠かせない1頭。最近3走のA級1組で、2度の馬券貢献は評価できる。バテずにしぶとい走りができ、距離にも不安がなく、好勝負だ。
気ムラな面を感じるが、好位でスムーズに運べば△2 スキューマパーラ(牝5、櫻井今朝利厩舎)も出番が訪れる。
(文/中部地方競馬記者クラブ)