岩手
2024年09月10日
B1では地力上位のマナホクが決める「カペラ賞」(水沢競馬)
10日(火)水沢競馬メイン第11レースは、B1級馬によるスプリント戦「カペラ賞」(B1級、水沢競馬場1400メートル)。
◎6 マナホク(牡5、佐藤雅彦厩舎)は一昨年の不来方賞馬(当時・地元馬限定重賞)。昨年11月、北海道から再転入。今季はB2級へ降格してメンバーも緩和し、3勝、2着4回。馬券対象から外れたのは4走前の4着のみと抜群の安定感を誇っています。前走は2着でしたが、勝ったゴールドクレストに上がり35秒6の末脚を駆使されては仕方なし。今回も伏兵がそろいましたが、B1では地力上位は明らか。首位奪回に燃えています。
○2 アップテンペスト(牝5、佐藤雅彦厩舎)は成績が安定しませんが、自分の競馬ができればオープンでも勝ち負けできる実力馬。前走は9着に沈みましたが、4カ月ぶりの実戦がこたえた印象。ひと叩きされて良化確実ですし、絶好の2番枠。主導権を握ってあっさり逃げ切りまで十分。
▲10 セイシークエンス(牝5、佐々木由則厩舎)は夏から徐々に調子を上げて2戦3着から前走完勝。待望の今季初勝利を飾りました。水沢未勝利で2着1回最高が気になりますが、復調なった今なら克服十分。2連勝を狙います。
△9 アオイカツマ(牡6、酒井仁厩舎)はA級で苦戦を強いられましたが、B1降格して前走2着。5戦ぶりに連対を果たし、勢いを取り戻したのは確実。マークは欠かせません。
△7 ジャッジ(牡7、三野宮通厩舎)は前走9着に終わりましたが、レース間隔が若干空いてのが大きかったか。水沢では9戦2勝、2着6回とコース替わりは望むところ。
△4 グラフィアスレディ(牝5、千葉幸喜厩舎)は相手なりに駆ける堅実さが身上。
(文/松尾康司)