レース展望・予想

金沢

2024年09月10日

スピード断然ショウガマッタナシ「くろゆり賞」(金沢競馬)

土、火曜日の変則日程で開催されている今週の金沢競馬。10日(火)のメインカードは最終第12レースで争われる2歳準重賞「くろゆり賞」(2歳・金沢デビュー馬限定、金沢競馬場1400メートル)です。8月27日の2歳馬による最初の重賞・石川テレビ杯(1400メートル)は門別からの転入馬が1、2着を独占。地元デビュー馬にとって厳しい結果に終わっただけにここでしっかりリズムを取り戻して、10月20日のネクストスター金沢(1400メートル)を目指したいところです。

◎5 ショウガマッタナシ(牝、高橋俊之厩舎)はデビューから4戦負けなしの勢いから前走の石川テレビ杯でも1番人気に推されました。逃げたビバロジータの2番手を終始追走しましたが、3コーナー手前から盛んに仕掛けても逃げた馬と差は縮まらず離される一方で、直線ではそのまま2着に粘り込めるかと思われましたが、ゴール手前で3番手を走るエムティパルに交わされてしまい、3着に敗れました。初めて土が付いたのは残念でしたが、引き続き追い切り気配は悪くなく、1400メートル戦をコンスタントに1分30秒台で駆けているのは信頼が置けます。すでに勝負付けが済んでいる地元デビュー馬同士なら、スピードの違いを見せ付けて巻き返したいところです。

○4 エムザックドリーム(牝、中川雅之厩舎)は、デビューからショウガマッタナシに先着したことがなく苦汁を味わい続けていますが、石川テレビ杯を自重して、ここに照準を合わせてきたローテーションには好感が持てます。1カ月ほどレース間隔が空いたことで、暑さからも立ち直ってきており、馬なりでも追い切り時計を詰めています。前走のJRA認定サードニクス賞(1400メートル)では勝ったショウガマッタナシに2番手からマークされながら逃げる格好になりながらも1馬身差まで食い下がっており、今度こそ逆転を狙っています。

▲2 アメージングビュー(牝、井樋一也厩舎)は1400メートル戦で新馬勝ちを飾って、2戦目で重賞の石川テレビ杯に挑みました。スタートで出遅れてしまい最後方からの追走になる厳しい展開になりましたが、直線に向くと外から脚を伸ばして5着まで追い上げてきました。連戦続きですが、追い切りではB2級古馬を追い掛けて先着しており、引き続き元気いっぱいです。発馬を決めてデビュー戦で見せた先行スピードが発揮できれば、上位2頭にも食い下がれそうです。

△1 ナックジュエル(牝、中川雅之厩舎)は新馬戦でアメージングビューを半馬身差とらえきれず2着惜敗でしたが、前走の2歳2組(1400メートル)を逃げ切って初白星を飾りました。2戦目であっさり勝ち上がったことからレースセンスはありそうで、準重賞でも好勝負ができれば今後が楽しみな存在になります。

△6 チョウノヨウニマウ(牝、鈴木正也厩舎)はまだ白星こそありませんが、前走もナックジュエルの2着に詰め寄って4戦連続で馬券に絡んでいます。ショウガマッタナシが後続を大きく引き離して逃げる展開になれば、混戦の次位争いから抜け出してきそうです。

おすすめの買い目

馬単
5→4・2・1・6(4点)

3連単(1軸流し)
5→4・2・1・6(12点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)

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