兵庫
2024年09月13日
軽量ホクザンゴールドが押し切る「OBCラジオ大阪 原田年晴かぶりつき賞」(園田競馬)
13日(金)の園田競馬メイン第11レースに「OBCラジオ大阪 原田年晴かぶりつき賞」(A1A2、園田競馬場1870メートル)が行われる。
A1が3頭に対してA2が6頭で斤量の軽い馬が多いが、その中でも53キロの◎8 ホクザンゴールド(牡5、橋本忠明厩舎)から狙う。スタートセンスが良く、逃げを打てれば好走する可能性がグッと高まるが、前走のように大逃げを打つ馬がいれば好位に構えて末脚を伸ばすこともできる。近走は安定して掲示板を確保しているのもその影響が大きいだろう。今回は同厩舎のマルカアトラスの出方が気になるが、2番手までには取り付けそうで、押し切りを狙う。
○2 エントラップメント(牝4、盛本信春厩舎)は転入してから連勝中。前走は少頭数で相手に恵まれた印象があったが、それでも絶好の手応えのまま逃げ切っており、強さが光った。今回は一気の距離延長になるが、折り合いを欠くタイプではなく対応できそう。昇級戦でも52キロは有利で3連勝の可能性は十分にある。
▲1 マルカアトラス(牡5、橋本忠明厩舎)は中央3勝クラスから転入初戦を迎える。3勝クラスでは2桁着順が多かったが、キャリアの浅さからまだ成長する余地を残す。先行力があっていかにも地方の小回り適性は高そうだ。夏場に調子を落としていたようでまだ本調子ではないが、実力通りに走ればいきなり通用していい。
☆4 アキュートガール(牝5、尾林幸二厩舎)は牝馬重賞を連戦して4、6着と健闘した。前走の金沢遠征後は疲れが見られたが、間隔を空けて立て直した効果は大きく、52キロの軽量を生かして復活を狙う。
△3 リバプールタウン(牡9、保利良平厩舎)は強豪がそろった2走前のA1二組特別で2着に好走しているが、その時に比べると相手は緩和されている。決め手を欠くだけに展開の助けが必要だが、小牧太騎手との初コンビでどのような走りを見せるのか注目だ。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)