ばんえい
2024年09月02日
末脚切れるウチュウジンに期待「長月特別」(ばんえい帯広競馬)
9月2日(月)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには「長月特別」(B1級-2組)が行われます。
出走10頭中、近3走で馬券絡みがあるのが6頭。好不調がはっきりしたメンバー構成です。B1級-1組混合・涼風特別から4着キタノミネ、6着ウチュウジンなど4頭、B1級-2組から3着ホクショウカップなど4頭、昇級初戦のホクセイキムタク、8月5日のB1級-1組・デネブ特別4着以来となるコマサンタカラ(牡6、金田勇厩舎)が出走します。
◎4 ウチュウジン(牡6、大河原和雄厩舎)690キロを本命に推します。3走前を勝ち、B1昇級初戦のデネブ特別は、相手強化と重量が一気に40キロ増と厳しい条件が重なりましたが、1着ゴールデンペガサスから4秒0差の3着と好走しています。続く涼風特別では大外10コースと速い流れに対応できず、コウシュハテンセイの15秒2差の6着と敗れていますが、3戦目の今回は相手にも慣れ、道中大きく遅れなければ末脚が発揮できそうです。
○9 キタノミネ(牡4、槻舘重人厩舎)680キロが対抗です。2走前の4歳オープン・山鳩賞では先行策を取り、障害は差のない3番手で越えましたが5着、涼風特別は障害を2番手で切って7秒5差の4着に敗れています。なかなか勝ち切れませんが、今回は雨を味方につけて逃げ切りが可能でしょう。
▲8 アルジャンノオー(牡6、松井浩文厩舎)690キロが3番手です。障害巧者で、近走で大きく負けたのは、前走のB1級-2組での7着だけの安定感を誇ります。極端に軽い馬場にならなければ、持ち前の障害力が生かせます。
(文/小寺雄司)