レース展望・予想

名古屋

2024年09月05日

地方馬同士ならキャリックアリード「秋桜賞」(名古屋競馬)

9月5日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「第18回秋桜賞」(3歳以上牝馬、名古屋競馬場1700メートル)。

グランダム・ジャパンの古馬秋シーズンに組み込まれた地方全国交流重賞。ハイレベルな争いだが、主役は実力断然の◎7 キャリックアリード(牝5、大井・藤田輝信厩舎)だ。勝ち切れないものの、最近4走のダートグレード出走で好勝負するように断トツの実力派。前走の川崎・スパーキングレディーカップJpnIIIでもアピールした。勢いよく先に抜け出したJRAの勝ち馬相手に、直線馬群を割って力でさばき、ゴールではクビ差まで迫った勝負根性と差し脚のキレは際立っていた。併せ馬での最終追い切り気配も上々。地方馬同士の戦いとあれば、ワンクラス上の差し脚がものを言う。

ただ逆転候補も少なくない。近走好調な先行力を披露するのは○8 アンティキティラ(牝5、高知・別府真司厩舎)。ダートグレードでは中央勢の壁に阻まれているが、近2走の地方交流重賞の兵庫サマークイーン賞で2着、前走・読売レディス杯では快速先行で完封した。当地(新競馬場)で2戦2連対とコース経験があるのも強み。自分のペースでレースを運べれば押し切りも可能。

前走の読売レディス杯3着で連勝は8で止まった▲6 ハクサンアマゾネス(牝7、金沢・加藤和義厩舎)だが、道中の行きっぷりから悪かった。短距離1500メートル戦も短かった印象で、距離延長で本来の輝きを取り戻したい。

直線勝負に持ち込めば3月の当地・若草賞土古記念を一気劇で仕留めた△10 グレースルビー(牝7、大井・堀千亜樹厩舎)にも出番が訪れそうだ。

東海勢では近況成績イマイチも、昨年アンティキティラらを相手に大差勝ちした△1 ブリーザフレスカ(牝5、塚田隆男厩舎)の復活劇に期待がかかる。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
7⇔1・6・8・10(8点)

3連単(フォーメーション)
7→1・6・8・10→1・6・8・10
1・6・8・10→7→1・6・8・10(24点)

この買い目で投票

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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