名古屋
2024年09月06日
メルト距離適性上位「アイオライトオープン」(名古屋競馬)
9月6日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは、「アイオライトオープン」(A級1組、名古屋競馬場1500メートル)。
底力と1500メートル巧者ぶりを改めて前走アピールした◎7 メルト(牡5、角田輝也厩舎)が軸馬にぴったり。前走の昇竜戦はクビ差の辛勝だったが、大外を回って手ごたえよく上昇し、自慢のキレで突き抜けてみせた。重賞2勝馬だが流れや展開に左右されやすい典型的差しタイプで勝ち切れない走りは続き、2月の重賞・梅見月杯以来、久々の美酒だった。8枠だった前走に続いて流れに乗りやすく、動きの取りやすい外の7枠スタートも願ったり。【6・0・3・7】と好相性を誇る1500メートル戦でもある。直線の追い比べに持ち込んで2連勝と行きたい。
転入馬○9 マッドルーレット(牡6、川西毅厩舎)はいきなり警戒が必要。南関東でトータル10勝を挙げたキャリアは高く評価できる。今夏復帰後は掲示板止まりも、ハイレベルな南関東A1からの移籍。追い切り気配がよく、復帰3戦目でそろそろ走りごろとも言える。パドックや返し馬での気配チェックを欠かさずしたいものだ。
好調さ際立つ▲3 スキューマパーラ(牝5、櫻井今朝利厩舎)も馬券に欠かせない。2走前のA級1組特別は6着に失速したが、7月からの近4走で【2・1・0・1】と差し脚好調。ここも直線のキレ勝負に持ち込めば結果はついてくる。
穴は△10 プレシャスエース(牡11、坂口義幸厩舎)。手探り面残った前走の転入戦を後方から押し上げた。南関東のオープンや北海道A1に在籍した実績派。コースや環境慣れなど上積み材料が多い2走目。大きな前進があっていい。
(文/中部地方競馬記者クラブ)