ばんえい
2024年09月07日
相手に恵まれたマツノタイガー「菊月特別」(ばんえい帯広競馬)
9月7日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには「菊月特別」(B1級-1組混合)が行われます。
レース前日の雨の影響で微妙な馬場状態が予想されます。混合戦でA2級-1組混合・JRAジョッキーDAY特別から4着マツノタイガーなど4頭、B1級-1組混合・涼風特別からは1着コウシュハテンセイ、5着ジェイホース(牡4、松井浩文厩舎)など3頭、B1級-2組平場1着キタノボブサップ、B2級-2組1着シルバーアロイ(牡7、服部義幸厩舎)、B3級-1組1着ホクセイタケタカラの10頭立て。異なる路線からなるメンバー構成ですが、JRAジョッキーDAY特別組が主流をなしそうです。
◎2 マツノタイガー(牡9、小北栄一厩舎)690キロを本命に推します。前走のJRAジョッキーDAY特別はダイリンファイターから5秒2差の4着です。今回は当時の上位馬が不在で相手に恵まれた一戦といえます。レース展開に少し注文が付くタイプですが、道中で大きく遅れさえしなければ元々障害は巧者、末脚の切れもよく、直線20秒台後半の脚が使える馬。相手に恵まれた今回は今季4勝目の期待が掛かります。
○4 レジェンドボス(牡8、松井浩文厩舎)690キロが対抗です。近走は勝ち切れないレース続きですが、毎回スタートから先行し、障害の切れも崩れもなく動けていますが、直線からゴール直前でスタミナが切れ、切れ味の差が出てしまうのが敗因とはっきりしています。今回は同型馬が多くいますが、障害力で一歩リードしています。
▲6 コウシュハテンセイ(牡4、岩本利春厩舎)675キロが3番手です。4歳となり一段と力を付けた1頭です。前走の涼風特別では2着エムタカラを2秒7差押さえて今季4勝目を挙げています。今回は相手も強化していますが、今の状態なら大差ありません。
(文/小寺雄司)