ばんえい
2024年09月15日
今回も主役はメムロボブサップ「岩見沢記念」(ばんえい帯広競馬)
9月15日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第60回岩見沢記念」が行われます。
最軽量が820キロでコマサンブラック(牡8、金田勇厩舎)など4頭、830キロがクリスタルコルド、インビクタ、コマサンエース(牡8、金田勇厩舎)の3頭、トップハンデが840キロのメムロボブサップですが、最大重量差が20キロなら、王者メムロボブサップの岩見沢記念初勝利に期待がかかります。日曜日の十勝地方は雨模様で軽めの砂での争いとなりそうです。
◎6 メムロボブサップ(牡8、坂本東一厩舎)840キロを本命に推します。今季5戦5勝と負け知らずのメムロボブサップがここも主役で通ります。前走のばんえいグランプリで4連覇達成した時も最大重量差20キロのトップハンデで、2着コマサンエースに4秒6差をつけていますが、過去の岩見沢記念では22年にインビクタの4着と敗れています。今季は2度目の挑戦となりますが、ライバルのアオノブラックが不在で軽めの砂なら、スピードとパワーで勝るメムロボブサップに死角はありません。
○2 インビクタ(牡8、松井浩文厩舎)830キロが対抗です。第58回の岩見沢記念優勝馬です。今季は9戦してオープン・大雪賞の1勝です。重賞は春一番のばんえい十勝オッズパーク杯はメムロボブサップの3着、北斗賞はクリスタルコルドの2着、旭川記念はクリスタルコルドの4着、前走のばんえいグランプリもメムロボブサップの6秒7差の3着と勝ち切れませんが、4戦すべて掲示板の安定感を誇ります。
▲8 クリスタルコルド(牡5、西弘美厩舎)830キロが3番手です。今季は4勝を挙げており、そのうち北斗賞、旭川記念と重賞を2勝している5歳馬です。その2戦はともにメムロボブサップは不在で、ばんえいグランプリでは同馬の4着でしたが、馬場状態に左右されない強みを持った馬で、今回も王者に挑みます。
(文/小寺雄司)