佐賀
2024年09月16日
地元コスモポポラリタが他地区の強豪に挑む「鳥栖大賞」(佐賀競馬)
16日(祝・月)の佐賀競馬メイン第6レースは重賞「第3回鳥栖大賞」(地方全国交流・佐賀競馬場2000メートル)。
◎1 コスモポポラリタ(牝5、佐賀・真島元徳厩舎)は、前走の九州チャンピオンシップ(8月11日、1750メートル)が大井からの転入初戦。中団からアエノブライアンとともに位置取りを上げ、直線での一騎打ちを2馬身(コンマ4秒)差で制して、北海道所属だった2歳時以来となる重賞3勝目を挙げました。相手強化の一戦ですが、このレース佐賀勢初勝利へ大きな期待がかかります。
○8 グリードパルフェ(牡8、高知・田中守厩舎)は、昨年以降の7戦すべて遠征で2勝を挙げています。佐賀は、はがくれ大賞典(2000メートル)へ2度参戦し、23年1着、24年2着の好成績。今回はそのはがくれ大賞典(3月24日)以来の休養明けとなりますが、力を出せる状態なら優勝争いとなりそうです。
▲5 サンビュート(セン7、兵庫・田中一巧厩舎)は、北海道所属時に重賞を2勝。昨年12月の兵庫転入初戦では23年の鳥栖大賞勝ち馬アラジンバローズにアタマ差の2着でした。同レース以来の実戦だった摂津盃(8月16日、園田1700メートル)は6着でしたが、一度使われての上積みが見込めそうです。
そのほか、JRA所属時にダート中距離のGIIIを2勝し、兵庫5戦でも善戦している△2 サンライズホープ(牡7、兵庫・柏原誠路厩舎)、20年の東海ステークスGII勝ち馬で23年笠松グランプリ(1400メートル)2着の△7 エアアルマス(牡9、川崎・林隆之厩舎)など中距離の強豪が揃った一戦です。
(文/上妻輝行)