レース展望・予想

名古屋

2024年09月19日

東海三冠馬フークピグマリオンが力示す「秋の鞍」(名古屋競馬)

9月19日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「第35回秋の鞍」(3歳、名古屋競馬場1500メートル)。

東海地区の3歳シーンを締めくくるラスト重賞で、地方全国交流重賞でもある大一番に、遠征勢3頭を含む12頭がフルゲートで激突。もちろん、東海のエースは3歳戦線を終始リードし続けた◎11 フークピグマリオン(セン、宇都英樹厩舎)。休養明けだった先の笠松・岐阜金賞Vで、俗に言われる東海3歳三冠を見事に達成。破壊力満点の末脚自慢だ。ただここ2走の東海優駿、岐阜金賞ともに最後の直線で外に寄れる悪弊を見せて、陣営をひやりとさせるシーン。直線抜け出した余裕から遊ぶのか、それとも休養明けだった前走は夏負けの影響か、陣営はつかみかねている。それでも勝ち切れるのは高いポテンシャルと力の証。前走臨戦時より順調ムードで追い切りも動いている。本質的に距離がもう少しあった方がより末脚が生きる舞台も、地元ファンの前で東海ナンバーワンがプライドと力の走りを見せつけたい。

最大のライバルは実績上位の○10 ヴィヴィアンエイト(牝、北海道・齊藤正弘厩舎)。中央馬らを相手にした前走の北海道スプリントJpnIII・4着は大きく評価できる。東海ファンには2歳重賞・ラブミーチャン記念での快速逃げ切りはまだ記憶にも新しい。短距離を主戦場にしており、距離適性ではフークピグマリオンをしのぐ。

未知の魅力は▲12 マスターオブライフ(牡、大井・藤田輝信厩舎)。キャリア3戦もハイレベルな大井の地で、デビューから無傷の3連勝を誇るのは素質と能力がなければできない芸当。主戦・御神本訓史騎手に導かれての遠征は高い期待度の表れ。上位2頭撃破は十分だろう。

穴は△4 スティールアクター(牡、角田輝也厩舎)。三冠戦線は熱発アクシデントで力を出し切れなかったが、ゆったりしたローテーションで重賞2勝の地力派がデキを取り戻しつつある。短距離でよりキレが生きるタイプでもあり、一発があっても驚けない。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
11⇔3・4・10・12(8点)

3連単(フォーメーション)
11→3・4・10・12→3・4・10・12
3・4・10・12→11→3・4・10・12(24点)

この買い目で投票

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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