ばんえい
2024年09月21日
前走勝ち馬不在でキョウエイリュウ「秋陽特別」(ばんえい帯広競馬)
9月21日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「秋陽特別」(A1級)が行われます。
出走9頭中、A1級-1組混合・ポテト特別から1着ジェイライフは不在ですが、2着キョウエイリュウ、3着シンエイアロイ(牝5、久田守厩舎)、4着カイセドクターなど6頭が参戦し、ほぼ再戦メンバーとなります。当時の馬場は乾いた砂でしたが、今回レース前日は一時雨予報で微妙な馬場となり、どの馬にもチャンスがある特別戦といえます。
◎6 キョウエイリュウ(牡7、村上慎一厩舎)715キロを本命に推します。ポテト特別は逃げるジェイライフに差し届かず2着と敗れていますが、着差は5秒2の僅差です。当時は乾いた砂でしたが、今回はレース前日の雨とロータリーハロー掛けもあり微妙な馬場となりそうで、スピードで押し切るのが勝ちパターンのキョウエイリュウにとっては恵みの雨となり、当時の1着馬が不在なら勝機は十分といえます。
○9 カイセドクター(牡7、坂本東一厩舎)710キロが対抗です。前走のポテト特別はA2級馬との混合戦で相手は格下感があり、1番人気に支持されましたが、重い馬場と大外10コースもあり、ジェイライフから7秒1差の4着に敗れていますが、2着から4着までは横一線の叩き合いで大きな負け感はありません。脚抜きの良い馬場なら再度の期待がかかります。
▲7 ヤマノコーネル(牡5、今井茂雅厩舎)710キロが3番手です。今季は9戦して未勝利ですが、近3走では3走前のA1級混合でジェイホースワンから1秒3差の2着、2走前の5歳オープン・朱雀賞でもツガルノヒロイモノから3秒4差の3着で、大きく負けたのは前走ポテト特別での8着のみ。障害の掛かり次第で巻き返しは可能です。
(文/小寺雄司)