岩手
2024年09月22日
牝馬二冠なるかコモリリーガル「オータムティアラ」(水沢競馬)
22日(祝・日)水沢競馬メイン第12レースは牝馬クラシック三冠目「第5回オータムティアラ」(3歳牝馬、水沢競馬場1900メートル)。
◎11 コモリリーガル(瀬戸幸一厩舎)は2歳時に園田プリンセスカップ、プリンセスカップ(盛岡)と牝馬重賞2連勝。その後、一度姫路を使って北海道へ帰郷。再転入初戦1着、牝馬重賞2戦3着から岩手入り。やまびこ賞は逃げ一杯で5着でしたが、ひまわり賞を5馬身差で圧勝。ひと叩きされて動きが一変しました。今度は1900メートルが舞台ですが、走り慣れた右回りも好材料。牝馬二冠に王手をかけました。
○2 リケアマロン(菅原勲厩舎)は中央未勝利から金沢へトレード。2連勝を飾り、重賞・北日本新聞杯を圧勝しました。石川優駿は2着でしたが、牝馬重賞・加賀友禅賞で首位を奪回。直後に転入し、ひまわり賞では1番人気に支持されましたが、伸びを欠いて3着。しかし今度は輸送のない地元競馬ならレースに集中できるはず。反撃のお膳立てが整いました。
▲4 メイザーキック(千葉幸喜厩舎)は中央芝2着3回、ダート2着1回から転入。初戦は3着でしたが、初の地方ダートにもとまどったか。距離対応が微妙ですが、中央実績からアッサリのシーンまで十分。
△5 ジェイエルジェティ(佐々木由則厩舎)は中央ダート2着2回、3着1回。転入前6着でしたが、新潟ダート1800メートルを使った強みを生かしたいところ。
△8 コンバットスプーン(三野宮通厩舎)は軽快な先行力と粘りが武器。すんなりなら距離延長も我慢。
△3 セイバイラック(板垣吉則厩舎)は前走8着でしたが、それ以前は堅実さを発揮。
(文/松尾康司)