兵庫
2024年09月25日
兵庫復帰戦快勝レヴィアタンが中心「丹波篠山黒豆特別」(園田競馬)
25日(水)園田競馬メイン第11レースに「丹波篠山黒豆特別」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎1 レヴィアタン(牡4、橋本忠明厩舎)は兵庫復帰戦となった前走を好位3番手から楽々と押し切った。転入して間もなく、仕上がり途上でどこまでやれるか未知数だったが、結果的にB2では力が抜けていたか。昨年の兵庫所属時には楠賞まで駒を進めた実績があり、まだまだ上を目指せる素質がある。57キロを背負っても力でねじ伏せるだろう。
○8 ホウショウマーニ(牝4、藤川純厩舎)はC1に昇級してから生きのいい3歳馬に押し切られるシーンが続いたが、前走は大外強襲が決まってC1初勝利を決めた。今回はB2昇級になるが、前走と同じく8頭立てでさばきやすく、主戦の鴨宮祥行騎手は騎乗できないがベテランの下原理騎手が騎乗しており不足はない。レヴィアタンが伸びを欠くようだと末脚が届くか。
▲5 ヤマニンクラビーア(牡5、松平幸秀厩舎)の前走は馬群からポツンと離れたところに構えていたが、ロングスパートが決まって豪快に差し切った。今回も末脚がハマるかどうかは展開次第になるが、レヴィアタンを除けば横一線のメンバー構成で、再び上位争いになりそうだ。
☆6 プリズムムーン(牝5、田村彰啓厩舎)はスピードタイプで1230メートルの方が向いていそうだが、前走のようにうまくペースを落とすことができれば1400メートルでも対応できそうだ。51キロの軽量を生かしてスイスイと運べれば一発を狙える。
△2 ブチエー(牝4、栗林徹治厩舎)は前走から少し間隔が空いており多少の割り引きが必要だが、末脚の安定感を買った。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)