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好素材カズピレウスがV最短「オータムアタック」（笠松競馬）

9月25日（水）の笠松競馬メイン第9レースは「オータムアタック」（B級以下オープン、笠松競馬場1600メートル）。

ひと息入った臨戦過程も好素材◎8 カズピレウス（牡4、笹野博司厩舎）の素質を素直に信頼だ。前走の2着敗退で当地での連勝は“5”でストップしたが、着差はわずかハナ差。勝ち馬の決め脚に屈したが、中団から直線しっかり末脚を伸ばして内容十分。さらに強敵1組特別だったことを考えれば評価できる走りだった。暑い夏場を休養に充ててリフレッシュ。放牧から帰厩（ききゅう）後、追い切り本数を消化し、最終チェックでもまずまずの動きを見せて臨戦態勢は整った。中央戦歴から前走敗退した1400メートル戦より、むしろマイル戦の距離の方が合う。何よりサッと好位が取れてレース運びがうまく、末脚もしっかり。抜群のレースセンスを誇る。好調馬が多いハイレベルな企画レースだがV最短の存在だ。

相手は前走の勝ちっぷりがよかった○1 ニホンピロクリフ（牡6、川嶋弘吉厩舎）、▲7 ヒルノグラスゴー（牡4、後藤佑耶厩舎）の2頭が有力。ニホンピロクリフは転入後、勝ちみが遅く未勝利に留まっていたが、距離延長した当地初マイルの前走で5馬身差快勝。セールスポイントのキレが距離延長で生きた。一方、ヒルノグラスゴーは2走前の1組特別は甘いスタートが影響して7着に終わったが、仕切り直しの前走6組を先行快勝劇でウップン晴らしに成功。ともにシャープなキレが売りで直線の追い比べに持ち込んで逆転をうかがう。

距離や相手に、流れを問わず堅実に駆ける△5 フルーヴ（牝4、大橋敬永厩舎）も連対なら。