岩手
2024年10月01日
得意の1400mでキモンリッキー反撃「スプリント特別」(水沢競馬)
10月1日(火)の水沢競馬メイン第12レースはオープン馬による「スプリント特別」(水沢競馬場1400メートル)。
◎10 キモンリッキー(牡5、板垣吉則厩舎)は中央2勝クラスから再転入。その後は2勝し、重賞・岩鷲賞など2着2回、クラスターカップJpnIIIでも8着に善戦しました。前走・盛岡ダート1000メートル戦で1番人気に支持されましたが、勝負どころでもたついて5着。案外の結果に終わりましたが、歴戦の疲れが残っていたか。その後はリフレッシュに専念して前開催をスキップ。過去7戦5勝の水沢1400メートルで反撃に転じます。
○7 ドルズプライスレス(牡5、伊藤和忍厩舎)は今季3着3回止まりですが、うち2回は水沢1400メートル重賞・白嶺賞、栗駒賞であげたもの。前走4着は約3カ月ぶりの実戦に加え、1600メートルの距離も長かった印象。今度は水沢4勝すべてマークする1400メートル戦。自慢のスピードであっさり逃げ切りまで十分。
▲3 ビクトリールーラー(牡5、齋藤雄一厩舎)は北海道1勝、大井1勝から一昨年10月に岩手入り。休み休みの実戦ながら2勝、2着6回。重賞・早池峰スーパースプリントでも2着に気を吐きました。クラスターカップJpnIII・10着以来ですが、順調に乗り込んで臨戦態勢は整っています。
△2 サンエイウイング(牡7、佐藤浩一厩舎)は今季4戦目の盛岡1200メートル戦を快勝。重賞では入着一杯ですが、前走は自己条件に戻って2着に巻き返しました。
△9 マツリダワールド(牡4、菅原勲厩舎)は今季も3勝、2着3回と持ち味の先行粘りを発揮。揉まれなければ控える競馬も問題なし。
△6 ローグネイション(牡5、齋藤雄一厩舎)はA級復帰戦ですが、1400メートルの適性一目。
(文/松尾康司)