レース展望・予想

金沢

2024年10月01日

決め手の違い見せるブラックサウザー「加賀粟津賞」(金沢競馬)

月、火曜日の2日間連続で開催されている今週の金沢競馬。10月1日(火)のメインカードは第8レースで行われる中央1勝クラスとのJRA交流「加賀粟津賞」(地元A2以下B1以上・中央1勝クラス、金沢競馬場1500メートル)になります。今回もJRAから参戦してきた6頭の首位争いになりそうですが、各馬に一長一短があって傑出馬不在の混戦ムードが漂っています。

◎1 ブラックサウザー(牡5、JRA・大根田裕之厩舎)は園田で2連勝を飾って中央へ戻った経歴があり、中央1勝クラスに上がっても鋭い末脚を武器に2走前の小倉ダート1700メートル戦で2着まで追い上げて、今回のJRA勢メンバーの中で今年唯一1勝クラスで連対しています。今回は8カ月ぶりの休み明けになりますが、連日のように栗東の坂路コースで追い切り時計をマークし、久々でも素軽い動きを見せています。今の先行有利な金沢の馬場状態で最内枠からどのように馬群をさばいていくかがポイントになりますが、早めに外へ持ち出して気分良く追走することできれば、勝負どころから一気に駆け上がって決め手の違いで直線抜け出してきそうです。

○10 タイガークリスエス(牡5、JRA・大橋勇樹厩舎)も1年前の阪神ダート1200メートルで勝ち馬にクビ差まで詰め寄る2着と中央1勝クラスで連対しています。金沢のJRA条件交流に参戦してきたのは2度目で、前回の中央未勝利馬とのJRA交流戦では終始2番手を追走して2着に入っています。今回は3カ月半ぶりの休み明けになりますが、こちらも栗東の坂路コースとウッドチップコースで追い切りを重ねており、太目が残らなければ持ち前のしぶとい先行スピードを発揮して好勝負を演じられそうです。

▲4 オンリーラヴ(牝4、JRA・森田直行厩舎)は3歳秋に金沢で2連勝を飾って中央へ戻った経歴があり、6月のJRA条件交流・金沢城賞(1500メートル)のリベンジを狙っての再戦になります。前回はスタートで他馬に挟まれて首を上げてしまい後方からの追走となり、4コーナー外を回って追い上げましたが4着でした。前走の小倉ダート1000メートルでも出遅れて大敗したため、ひと息入れられて立て直しが図られました。栗東の坂路コースで鍛え直された今回は、走るフォームも改善されてきており、発馬を決めて先手を主張することができれば、際どい勝負に持ち込めるかもしれません。

△8 メリオルヴィータ(牝4、JRA・小椋研介厩舎)は中央1勝クラスの芝レースで苦戦が続いていますが、未勝利を脱出したのは東京のダート1600メートル戦で、変化を求めての地方交流初参戦です。騎乗する吉村誠之助騎手も金沢2度目の参戦でどんな騎乗を見せてくれるか注目されます。

△7 ランランガール(牝3、JRA・寺島良厩舎)も中央1勝クラスに上がってからは大敗続きですが、未勝利戦で見せていた軽快な先行スピードは地方の小回りコースの方が生かせそうです。ブリンカー装着で発馬も改善するなら変わり身があるかもしれません。

おすすめの買い目

馬単
1→10・4・8・7(4点)

3連単(1軸流し)
1→10・4・8・7(12点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)

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