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叩き2走目コトヴィアが巻き返す「秋風特別」（名古屋競馬）

10月1日（火）の名古屋競馬メイン第11レースは「秋風特別」（A級5組・B級1組(a)、名古屋競馬場1500メートル）。

地力上位の中央から転入初戦馬の取捨が大きなポイントになりそうだが、軸に期待はひと叩き効果が見込める◎12 コトヴィア（牝4、川西毅厩舎）だ。復帰戦だった前走は4カ月ぶり実戦というより、自身初の920メートルの超短距離が影響したようだ。ラストは差し脚を伸ばしたが名うてのスプリンターが相手。しかも流れに乗りにくい最内1枠スタートも不利に作用し6着に留まった。中間はひと叩き効果から調教気配がアップしている。何より休養前にはA級4戦すべて馬券貢献している実力派。さらに1500メートル戦は5戦2勝、2着2回、3着1回と実績十分の得意な距離にも替わった。大きな変わり身が期待できそうだ。

移籍初戦組では○3 マンノライトニング（牡4、安部幸夫厩舎）に一番注目している。中央のダート1勝クラスで入着経験（5月・新潟ダート1200メートル・5着）があり、当地への地方遠征（23年12月A級・1500メートル）でコンマ2秒差3着に勝ち負けしているコース適性や経験値も魅力。最終追い切りの動きもよくいきなり勝ち負けだ。

▲6 グレイウェザーズ（牝4、塚田隆男厩舎）も高評価が欠かせない。こちらは中央の1勝クラスでは入着こそないが地方コース向きの先行力を持つ。好スタートを決めて先行態勢に持ち込めば、いきなり劇があっていい。

穴は△7 アルティメットサガ（牡4、榎屋充厩舎）。ひと息入った臨戦だが、追い切り本数を消化し臨戦態勢は整ったムード。流れに乗って外に持ち出せればセールスポイントのキレで直線一気だ。