岩手
2024年10月14日
レモンポップ2連覇濃厚「マイルチャンピオンシップ南部杯」(盛岡競馬)
14日(祝・月)の盛岡競馬メイン第12レースは、「第37回マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI」(盛岡競馬場ダート1600メートル)。
◎1 レモンポップ(牡6、JRA・田中博康厩舎)は昨年、2着イグナイターに2秒0の大差をつけて圧勝。続いてチャンピオンズカップGIも逃げ切り、JRA賞最優秀ダートホースに選出されました。今春は中東へ2度目の遠征でサウジカップGIでは12着に大敗しましたが、帰国戦のさきたま杯JpnIを完勝。その後は南部杯に合わせて調整を進め、史上8頭目の2連覇に王手をかけました。
○14 ペプチドナイル(牡6、JRA・武英智厩舎)は今年のフェブラリーステークスGIを快勝。初のダートマイル戦で重賞初制覇をGIの舞台でやってのけました。かしわ記念JpnIは2番手キープから3着に終わりましたが、先行有利と言われるワンターン盛岡マイルで反撃に転じます。
▲4 タガノビューティー(牡7、JRA・西園正都厩舎)はかしわ記念JpnIでペプチドナイルに先着し2着。メンバー最速の上がりを披露しました。前半で置かれるのがネックですが、昨年の南部杯でもレモンポップに次ぐ上がりで2着とは僅差4着。ペース次第で連対十分。
△7 サヨノネイチヤ(牡5、大井・坂井英光厩舎)はデビューから14戦連続で連対を果たし、帝王賞JpnIへ挑戦。初のダートグレードで5着と善戦しました。左回り未経験ですが、地力一目。
△2 ミックファイア(牡4、大井・渡邉和雄厩舎)はダービーグランプリ優勝後は古馬の壁に突き当たっていますが、4歳の成長力に期待。
△10 ダイシンピスケス(牡6、JRA・森秀行厩舎)は昨年12月から圧巻の3連勝。重賞初挑戦・白山大賞典JpnIIIでも2着に粘りました。
(文/松尾康司)