レース展望・予想

金沢

2024年10月22日

ノブノキャットが混戦断つか「能登半島地震復興応援杯(73)」(金沢競馬)

 日、月、火曜日の3日間連続で開催されている今週の金沢競馬。22日(火)の注目カードは第10レースで争われる「能登半島地震復興応援杯(73)」(B2級七組特別編成、金沢競馬場1500メートル)で、ここ3走連対に届いていないメンバーばかりが集められ、全馬に予想印が必要なほど難解です。裏を返せば馬券の組み合わせ次第では高配当も期待ができる一戦で、どの馬を軸にして手広く流すかが万馬券獲得への近道になりそうです。

◎6 ノブノキャット(牡3、加藤和宏厩舎)は6月から古馬と走るようになって馬券絡みが続いていましたが、夏場に入ってからは伸び悩んでおり、中6日の連闘で挑んだ前走のB1級四組(1500メートル)では3コーナー手前で手応えが一杯になってしまい最下位の7着に沈みました。歩様がやや硬くなっているようにも映りますが、見た目は引き続き元気一杯です。今回は直線で強めに追い切られて気合を入れ直されており、再びB2級へ戻ったことで追走ペースも楽になりそうです。先団を射程圏内にとらえながらレースを進めることができれば、直線の叩き合いに持ち込んで競り勝つことは可能です。

○3 プーラン(牝7、室井眞文厩舎)は5月に佐賀から転入してきて5戦連続で馬券を外さない走りを続けていました。しかしB2級へ昇級してからは相手関係と不運に泣くレースが続いており、前走のB2級二組(1500メートル)では2コーナーで併走していた内の馬に突然前を遮られてしまう不利を受けて走るリズムを崩してしまい7着に敗れました。2走前のB2級三組(1500メートル)では直線伸びてきましたが、前が止まらない展開では4着が精一杯でした。しかし今回のメンバーなら走破時計も上位で、逃げた馬を前に見ながら好位から追走できれば、直線抜け出すチャンスがありそうです。

▲1 ウラカワノオト(牡8、加藤和義厩舎)もB2級へ上がってから掲示板が一杯のレースが続いていますが、特別編成のメンバーなら上位進出は狙えます。なぜか吉原寛人騎手が手綱を握ると連絡みすることが多く、7月のC1級四組(1500メートル)で挙げた今季唯一の勝ち星も吉原騎手とのコンビでした。出遅れてもあまり馬群から離されずに追走することができれば、レース終盤の追い上げが届くかもしれません。

△7 リベリュール(牡9、井樋一也厩舎)は前走の敬馬賞で鼻出血を発症してしまい9着に崩れましたが、それまでは掲示板を外さない手堅い走りを続けていました。1カ月ほどレース間隔が空いたことで体調面も持ち直しており、再び底力の違いで上位争いに加わってきそうです。

△5 カレイジャス(牝4、藤田弘治厩舎)はここ2走B1級で苦戦が目立っていましたが、B2級に戻れば前に行くレースも可能で見直しは必要です。早めに先頭へ抜け出して快勝した4走前のB2級六組(1500メートル)の再現も狙えそうです。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
6⇔3・1・7・5(8点)

3連単(フォーメーション)
6→3・1・7・5→3・1・7・5
3・1・7・5→6→3・1・7・5(24点)

この買い目で投票

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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