兵庫
2024年10月04日
シエルブルーが今度こそ差し切る「創刊75周年記念 ニッカン菊園特別」(園田競馬)
4日(金)の園田競馬メイン第11レースに「創刊75周年記念 ニッカン菊園特別」(B2、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎4 シエルブルー(牡6、保利良平厩舎)の前走は1コーナーに入った時点で4頭分も外を回らされた結果、うまく脚をためられずに直線で伸びを欠いた。6月に戦列復帰してから勝ち切れない結果が続いているが調子は高いレベルで安定している。小牧太騎手は「前走は僕のミス。馬の状態はいいし、能力は高いよ」と素質を認めている。前走の二の舞とはならないだろう。
○9 マティアス(牡7、田中一巧厩舎)の前走は直線でいったん抜け出したが、大外から強襲した馬にうまく展開が向いて勝利を逃した。2走前のように外枠ならもまれずに先行できるので好走条件はそろった。
▲12 ホクザンバーリイ(牡3、橋本忠明厩舎)は久々の1230メートルになるが、この距離なら出脚の速さを生かせそうだ。大外枠に入った点は微妙だが、主導権を奪えれば勝ち負けになる。
☆1 スービーズ(牝3、新井隆太厩舎)は逃げがベストだが、最内枠なら好位の内で脚をためて運ぶこともできる。夏場は調子を落としていたが、涼しくなって毛ヅヤは良くなっており、一発を狙えるか。
△7 グランレイハート(牝4、飯田良弘厩舎)はB2でクラスの壁にぶつかっているが、この馬なりに末脚はしっかり使えている。今回は下原理騎手に替わって内でうまく立ち回れるようなら上位に食い込める。
△11 エイシンニーダー(牡6、田村彰啓厩舎)は2走前に落馬(競走中止)した後の前走が5着と振るわなかったが、この馬の好走パターンである内回りの競馬ができずに脚を使えなかった。今回も外枠に入った点はマイナスだが、立ち回りひとつになる。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)