兵庫
2024年10月03日
シューンカイゼリンのスピードを信頼する「丹波焼特別」(園田競馬)
3日(木)の園田競馬メイン第11レースに「丹波焼特別」(C2、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎10 シューンカイゼリン(牝3、盛本信春厩舎)はJRA時代にダートの短距離を中心に使われており、転入前の3戦では3、4、2着と初勝利まであと一歩だった。両隣に逃げたい馬がそろっているが、この馬も出脚は速い。小柄な馬で小回りのコース替わりもプラスに出そうだ。
○5 ルミリオン(牡3、橋本忠明厩舎)も同様にJRAではダートの短距離を使われていた。有力馬の中では内枠に入っており、経済コースを通ることができそう。転入前の2戦は先行できていなかったが、デビューからの2戦ではいずれも3番手から運んでおり、先行力はありそうだ。キャリアは浅く、まだまだ良化の可能性を残す。
▲12 ステイチューンド(牡3、飯田良弘厩舎)は良績が芝に集中しておりダートでは未知数だが、大外枠で砂を被る心配はなく、能力を発揮できそう。前が競り合う展開になると浮上する。
☆7 ゴールドマイヤー(牡6、中塚猛厩舎)は気性的に距離短縮がプラスに出る。折り合いの難しい馬で、小牧太騎手に替わるのも面白い。
△1 ヒマリン(牝4、藤川純厩舎)は唯一の勝利が1枠に入ったときで、今回は好枠を引いた。近走も末脚は安定しており、大崩れはなさそうだ。
△2 ナチュラル(牝5、渡瀬寛彰厩舎)は今回も後方待機策を取るだろうが、3走続けて強敵相手に善戦しており、ここでも展開がはまる可能性がある。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)