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無敗馬バンダムアゲインの相手探し「キク特別」（笠松競馬）

10月8日（火）の笠松競馬メイン第10レースは「キク特別」（B級1組、笠松競馬場1400メートル）。

格上挑戦でも上昇一途の無敗馬◎1 バンダムアゲイン（牝3、後藤正義厩舎）が断トツの主役だ。デビューは3歳5月と遅れたが、無傷の6連勝で笠松ファンに強烈アピールし続ける好素材。相手強化された近2走の3歳1組特別をともにあっさり。2走前の1400メートル戦では時計の出やすい馬場ながら直線で軽く気合をつけられた程度で古馬オープン並の1分26秒9の勝ち時計で一蹴。そして前走も圧巻。当地初のマイル戦を勝負どころ手前から早めに上昇し先頭に立つや最後まで馬なりのまま大差ちぎって悠々V。C級の身ながら一般格付け初戦で、あえて強敵ぞろいのB1特別挑戦に踏み切ったのも大いにうなずける。中間は軽めながら時計を出す追い切りを消化し、順調そのもの。将来のオープン馬間違いなしの飛び切りの好素材の走りをとくと拝見だ。ここも通過点に過ぎない。

レースのポイントはバンダムアゲインの相手探し。勝ちパターンが早めに外に持ち出してスパート。そのまま豪快にねじ伏せるレースとあって、先行勢よりも差しタイプに食指が動く。前走展開がはまった感はあるが、鋭い差し脚がセールスポイントの○7 ダイチノメグミ（牝4、後藤正義厩舎）をその筆頭に狙いたい。

勝ち味は遅いが堅実差しタイプの▲2 ホヲユイットウ（牝5、加藤幸保厩舎）も馬券に欠かせない。外枠スタートだと走りと結果がいい△10 チュウワジョーダン（セン7、加藤幸保厩舎）も力をつけており、軽視できない。