兵庫
2024年10月09日
条件好転アポロテネシーが主役「ひょうごの穂々笑実特別」(園田競馬)
9日(水)の園田競馬メイン第11レースに「ひょうごの穂々笑実特別」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎5 アポロテネシー(牡9、長倉功厩舎)の前走はゴールデンジョッキーカップの一戦で3着だったが、1700メートルながらハイペースになったことでうまく脚をためられずに最後は脚が止まってしまった。今回は走り慣れた1400メートル戦で、状態的にも叩き2走目で狙いごろ。好位から突き抜ける。
○3 グッドハビッツ(牝4、土屋洋之厩舎)は3走前のB2昇級戦こそ快勝したものの、その後は強力な逃げ馬との対戦で分が悪く善戦止まりに終わっている。今回はこれといった先行馬が不在で決め手勝負になれば逆転の芽が出てくる。
▲6 ヤマニンクラビーア(牡5、松平幸秀厩舎)は追い込み一辺倒の個性派。2走前には先頭から20馬身以上も離れた最後方でポツンと離れたところから差し切っており、豪快な競馬を見せている。前走は57キロを背負って届かなかったが、今回は56キロに戻る。先週4日には内側へ砂を補充したことで深くなっている可能性が高く、追い込み馬向きの馬場になりそうだ。
☆7 マダムホーク(牝3、寺地誠一厩舎)はB2昇級戦になるが、近走はソニックやプリムロゼなど重賞でも好走できるレベルの3歳馬と走ってきたことで力を付けている印象を受ける。他に逃げ馬が不在で今回も単騎逃げに持ち込むことができれば一発を狙える。
△4 ホウショウマーニ(牝4、藤川純厩舎)も追い込みに懸けるタイプだが、今回は主戦の鴨宮祥行騎手に戻って見直したい1頭。馬体が絞れればさらに怖い存在になる。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)