笠松
2024年10月09日
差し馬向きの流れでミノコクシュタルク「YJSトライアルラウンド笠松 第2戦」(笠松競馬)
10月9日(水)の笠松競馬メイン第9レースは「YJSトライアルラウンド笠松 第2戦」(B級特別、笠松競馬場1400メートル)。
勝ち負けレベルの馬が多いうえ、テン乗りになるジョッキー競走。激しいV争いで波乱要素十分だが、中間のリフレッシュ効果で上昇気配がうかがえる◎10 ミノコクシュタルク(牡3、JRA・泉谷楓真騎手)を狙い撃ちだ。ただ1頭の3歳フレッシュはB級への格付けから3、1、2、4着と決まって好勝負をしてみせる。重賞戦線こそ歩めなかったものの、6月には3歳特別を連勝したように世代トップグループに近い地力の持ち主だ。2走前には強敵1組特別で2着にも食い込んでいる。1番人気に推された前走のB級2組特別は伸び悩んで4着に終わり、中間はひと開催空けてリフレッシュ。その効果で最終追い切りは動きがシャープになり上昇気配。より勝ちにこだわるため、ジョッキー競走はテンから速い流れになって差し馬向きの展開にもなりやすい。流れに乗りやすく、状況を見極めやすい外枠スタートは好材料。泉谷楓真騎手とコンビを組むミノコクシュタルクが自慢の差し脚発揮だ。
実績上位は○4 ダルマワンサ(牡7、JRA・河原田菜々騎手)と▲1 ミトノシャルマン(牡4、長江慶悟騎手)。ダルマワンサは近2走のA級戦で3、4着と入着を果たし、明らかに力上位の存在。またミトノシャルマンは休養明けで割り引き材料こそあるが、こちらも休養前にA・B級混合戦を勝ち切っている実力派。ともにB級降下で底力がモノを言う。
スタートに課題は残るが、五分のスタートを決めれば△9 ユリシーズ(セン5、明星晴大騎手)は一撃可能。
(文/中部地方競馬記者クラブ)