笠松
2024年10月11日
エイシンメヌエットに好条件揃う「ハツシモ特別」(笠松競馬)
10月11日(金)の笠松競馬メイン第10レースは「ハツシモ特別」(A級3組、笠松競馬場1400メートル)。
勝ち負けレベルの馬がほとんどの構成。混戦だが軸に一番ふさわしいのは実力上位の◎9 エイシンメヌエット(牝4、今津博之厩舎)だ。名古屋所属だが持ち前の先行力から、相変わらず笠松戦を主戦場にする当地巧者。前走は約5カ月ぶりの実戦でプラス21キロの大幅馬体増ながらサッと好位置をキープし、絶好の手ごたえと脚いろで差し切り、鮮やかにリスタートを飾った。休養でのリフレッシュ効果満載の走りと内容だった。これで当地成績は【5・4・1・1】。しかも前走の2組から3組への有利な編成になった。ひと叩きしての上積みが当然見込め、好調ライバルぞろいでも期待できる。
再転入以来、5戦4勝、2着1回と変わらず当地で連対を外していないのが○10 カズピレウス(牡4、笹野博司厩舎)。ひと息入った臨戦でもあった前走のB・C級特別も2番手から難なく抜け出して完勝。先行力があって、前をきっちり捉えるキレを兼備するレース巧者。相手強化の初のA級戦でも不安よりも期待感の方がまさる。
▲7 アイファーダイオウ(牡4、加藤幸保厩舎)も堅実駆けに定評がある1頭。再転入後、2月のC級から14戦連続して馬券貢献中。A級昇級後もセールスポイントの安定した先行力を発揮して3、2着と好勝負を演じる。ここも馬券に欠かせない。
大幅に相手は強化されたが2連勝中と勢い一番は△5 マルヨニキーヤ(牝5、柴田高志厩舎)。注文通り主導権が奪えれば粘り込みも。
(文/中部地方競馬記者クラブ)