レース展望・予想

金沢

2024年10月15日

相手下がってウインヴィオラ「金沢芸妓の公演開始記念」(金沢競馬)

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬。15日(火)の注目カードは第10レースの「金沢芸妓の公演開始記念」(B1級三組、金沢競馬場1500メートル)で、前回のB1特選で人気に応えられなかったウインヴィオラが自己条件に戻って巻き返しを狙います。

◎2 ウインヴィオラ(牝4、加藤和宏厩舎)は高知から転入後6戦5勝、2着1回と快進撃が続いていましたが、前走のB1特選(1500メートル)で2番人気に支持されながら、最下位の8着に沈みました。先手を奪ってペースを握りましたが、早めに仕掛けてきた勝ち馬に3コーナー手前で捕まってしまい、4コーナー手前まで食い下がりましたが、直線に入るともう余力はありませんでした。金沢に来て初めて大敗を喫しましたが、引き続き追い切りでは大きなストライドで駆けており、気配落ちは感じられません。クラスが下がった今回は6頭立てと頭数にも恵まれ、3走前に好位で控えても快勝した内容から、他馬に先手を譲っても問題はありません。逃げた馬を早めにかわして4コーナーを先頭で回ることができれば、直線押し切りが図れそうです。

○3 アルカウン(牝7、井樋一也厩舎)は前走ベイスプリント(名古屋920メートル)の連覇を狙い、今年も名古屋へ遠征しましたが7着と奮いませんでした。結果は残せませんでしたが、東海勢を抑えて先手を奪い4コーナーまでは勝ち馬に食い下がっており、ダッシュ力の速さは衰えていません。その後は1カ月ほど福井県の牧場へ短期放牧に出されて立て直しが図られました。行きたがる気性のため、追い切り時計は出ていませんが、いつも通りに角馬場で入念に乗り込まれています。昨シーズンほどの勢いは見られませんが、2走前のB1級四組(1500メートル)でも3着に逃げ粘っており、今回もペース次第では際どい勝負に持ち込めそうです。

▲5 デルマスソバライ(牝4、加藤和義厩舎)は4戦連続連対中と安定した差し脚を繰り出しています。B1級二組(1400メートル)へ昇級となった前走は6番人気と低評価でしたが、直線外へ持ち出すと矢のように伸びて2着まで浮上しました。走るごとに力をつけており、アルカウンをはじめ先行勢が互いに先手を譲らず激しく競り合うなら、再び直線一気の浮上がありそうです。

△1 ウインペルセ(牡4、佐藤茂厩舎)は8月以降着外が続いていましたが、前走のB1級六組(1500メートル)では4着まで伸びて復調の兆しを見せました。今回は相性ひと息の最内枠に入ってしまいましたが、早めに外へ持ち出すことができれば、6頭立ての少頭数なら馬券圏内まで進出することは可能です。

△6 ツーエムアリエス(牡9、堀場裕充厩舎)は兵庫からの移籍馬で、転入初戦のB1級三組(1400メートル)は後方のまま8着と見どころがありませんでした。しかし久々をたたかれて調教の動きも少しずつ力強くなっており、コースも2走目なら変わり身がありそうです。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
2⇔3・5・1・6(8点)

3連単(フォーメーション)
2→3・5・1・6→3・5・1・6
3・5・1・6→2→3・5・1・6(24点)

この買い目で投票

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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