兵庫
2024年10月16日
グロリアドーロとラヴィアンの争い「京都畜産特別」(園田競馬)
16日(水)の園田競馬メイン第11レースに「京都畜産特別」(B2、園田競馬場1700メートル)が行われる。
◎6 グロリアドーロ(牡4、石橋満厩舎)は今年の春先に調子を落としていたが、休養期間を長く取ったことでトモの弱さもいくらか解消された印象で、馬体の成長にもつながった。9月24日のゲート試験では序盤から行きっぷりが良く、仕上がりは上々だ。B2降級で即結果を出したい。
○8 ラヴィアン(牝4、保利良平厩舎)はデビューから8連勝を含めて11戦9勝、2着2回という堅実派。今回は初めて1700メートルに矛先を向けて来たが、折り合いを欠くタイプではなく対応できそうだ。前走は快速馬クラウドノイズのスピードに対応できなかったが、今回は単騎逃げ可能で巻き返したい。
▲2 フクノエヴリー(牡5、田中一巧厩舎)はJRAから転入して5カ月ぶりの実戦を迎える。10月7日の自主能検では軽く流した程度。まだ動きに重たさを感じるが、北海道時代には1700メートルで準重賞を勝った実績があり、能力的にB2編入は有利。実戦でどこまで変われるか。
☆7 ブザービート(牡6、田中道夫厩舎)は園田の中距離では崩れていない。前走から相手が骨っぽくなるが、ここでもすんなり先行できればスタミナを発揮できる。
△5 トップリーチ(牡7、柏原誠路厩舎)はエンジンの掛かりが遅いので1700メートルは少し忙しいが、有力馬が前で競り合う展開になると浮上してくるだろう。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)