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前走を度外視でブライトファントム「秋晴れ特別」（名古屋競馬）

10月18日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「秋晴れ特別」（A級4組、名古屋競馬場1700メートル）。

◎9 ブライトファントム（牡4、藤ケ崎一男厩舎）の巻き返しから狙いたい。前走5着は昇級戦の壁というより展開負けと言える。前半から3頭で併せ馬のような先手争いを演じ、2頭に挟まれる位置で息の入らない苦しい先行策。それでも早めに先頭に立ったが直線の失速は必然だった。中間気配からデキ落ちは感じられず、しかも特徴をつかむ主戦・村上弘樹騎手とのコンビも復活。中央1勝クラスでの入着キャリアから地力面でのヒケは取らない。素早い変身に期待したい。

ただ1頭の3歳馬○12 エナジーロマネスク（牝3、坂口義幸厩舎）も有力なV候補。重賞戦線では入着できなかったが、準重賞や3歳1組特別で連対できる力の持ち主。前走は強敵ぞろいのB級1組特別を鋭い決め脚で快勝。勝ちっぷりの良さからA級でもフレッシュパワーは軽視できない。

▲8 エイトワン（牡4、竹下直人厩舎）は叩き2走目の上積みが魅力。手探り面あった転入戦を後方から鋭く追い込み、3/4馬身差2着に突っ込んだのは、中央時に南関東での条件交流戦2勝の力の片りん。コースや環境慣れなど多くの上積み材料があり、戦歴から距離延長も望むところ。上位2頭との差はわずか。

勝ちみは遅いが近3走のA級戦で連続連対△2 エコロエース（牡5、榎屋充厩舎）も馬券に欠かせない。